作者の思考

河川モニター

2014年09月30日

今月も、姫川をモニターしてきました。
この日は暖かく(っていうか暑く)、風は涼しいモニター日和でした(笑)
あまりに良い天気だったので、裸足で川へ入ってみると意外に水温は高く、泳げるくらいぬるかったです。
ちょっとビックリ、この時期に水温がこれだけ高いのは初めてかもしれません。(私の体感的に)

今回は、大野の翡翠橋付近をモニターしました。
河川敷は綺麗に草が刈られており、ゴミもありませんでした。
前回には無かった階段も作られていて、降りるのに苦労しなかったです(笑)
この階段に一般の方の需要は無いでしょうが、整備する人にとっては助かると思います。






下に降りやすくなったからと言って、油断は禁物です。
川沿いは2m位の崖になっていて、近づくと崩れる恐れがあります。
前回よりも深く削れている事から、8月〜9月にかけて増水した事が分かります。
水が大地を削った事で、側にあった木々が倒れています。
この場所は、特に水の流れが激しかったのだと思われます。
ちょっと地層のようにも見える所があったので、撮影しました。
中央部分は砂の層になっていて、この時期には砂がこの場所を覆っていた事がわかります。(人工的な整地によるものなのか、自然での事なのかはちょっとわかりません)






この日の姫川は、穏やかで濁りも一切ありませんでした。
非常に美しい清流で、とても清々しい気分になって創作意欲が湧いてきます。
姫川は、この美しさと比例するようかのに、同等の恐ろしさを持つ川なのかもしれませんね。





少し先には、護岸用のブロックを制作していました。
頻繁に削れていく場所なので、準備を怠っては大惨事になるのでしょう。
橋や民家も近いので、特に気を付けているのだと思います。(多分)





姫川では、豊富な種類の鉱物を見る事ができます。
化石らしきものを発見!、貝だろうか?
通常は黒色の頁岩に入っているので、これは違うのかな…。(どうみても砂岩っぽい)
白翡翠も発見!、慣れないと珪石や曹長石と間違えますが、良く見ると翡翠輝石が見られます。
このタイプの翡翠は少し艶が出しづらかったかと…、若干の緑は入っていますが鮮やかではありません。
でもヒビは少なく、作品を作るには良いのかもしれませんね。(でもプレートを切り出しづらい形状ですね…)







数人の人達が、姫川で翡翠を探していました。
個で訪れていて、身なりも普通、これなら問題ありません。
人が個として自然の中で出来る事は、たかが知れています。(その規模で十分)
もし、道具を使わず拳で翡翠岩石を砕けるのなら、その者の身体能力なので私は文句を言いませんけどね(笑)
そんな人間がいるわけないでしょうから、くれぐれもルールを守って遊んで下さい。

来月も河川をモニターして、気付いた事を書きたいと思います。
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