作者の思考
新作紹介(玉作工人)
2013年05月11日
元々は押上の浜で冬の寒い時にぽつんと砂浜に打ち上げられた標石です。
海でだいぶ揉まれ手にした時から透けるような美しさでした。
転石と言う事もあり打撃破砕は行いませんでしたが、気の遠くなるほどの時を奴奈川の海の中で過ごし、悠久の時を越えて縁により生まれた「玉しずく」。
遠く奴奈川に暮らした縄文人の気持ちになって生み出した逸品です。
ヌナカハの河川より出でたる硬玉より砥ぎ出した奴奈川の清流。
身はあくまで小さく、姿はあくまで可愛く。
新発見技術による限界領域での管錐穿孔による魂入れ。
結晶粒に逆らわない砥石入れによる磨き込み。
この手仕事により生み出された玉しずくは、光源で驚くほど姿を変えます。
時には気高く凛とした姫、時には小さく可愛い女の子。
水色、白色、薄緑色に変化する姿は本当に水量で姿を変える姫川の様です。
神奴奈川姫も子供の頃、持っていたであろう玉しずくです。
海でだいぶ揉まれ手にした時から透けるような美しさでした。
転石と言う事もあり打撃破砕は行いませんでしたが、気の遠くなるほどの時を奴奈川の海の中で過ごし、悠久の時を越えて縁により生まれた「玉しずく」。
遠く奴奈川に暮らした縄文人の気持ちになって生み出した逸品です。
ヌナカハの河川より出でたる硬玉より砥ぎ出した奴奈川の清流。
身はあくまで小さく、姿はあくまで可愛く。
新発見技術による限界領域での管錐穿孔による魂入れ。
結晶粒に逆らわない砥石入れによる磨き込み。
この手仕事により生み出された玉しずくは、光源で驚くほど姿を変えます。
時には気高く凛とした姫、時には小さく可愛い女の子。
水色、白色、薄緑色に変化する姿は本当に水量で姿を変える姫川の様です。
神奴奈川姫も子供の頃、持っていたであろう玉しずくです。