2012年06月07日
一週間くらい前ですが、大好きな不動滝へ行って来ました!
向かう道が険しく相変わらずの秘境っぷりと思っていましたが、以外にも小型バスなどが3台くらい停まっていて、大勢の観光客がいました。(秘境ツアーだそうです)
しかし束の間の見学でバスに帰って行くので、滞在時間は短かったですね…。
あれで不動滝の魅力が分かるのだろうか?(分かってたまるか!)とは思いましたが、ツアーとは大概そんなものなので仕方ないですね。
人がいなくなったので、今年初めての不動滝を楽しむ事にしました。
あまり写真は載せたくなかった(実際に見てほしい)のですが、ネットで検索すれば出てくるので今更意味無いでので紹介していきます。(カメラを忘れてiPhoneで撮影しました)
滝の前には石の鳥居が構えていて、そこを通って不動滝へ進む事になります。
鳥居自体は古い感じはしませんが、その演出はすごく良いと思いました。
画像には写っていませんが左に石碑があり、不動滝の景色を読んだ詩が彫られています。
鳥居から後方の(入口方面の)写真です。(まだ雪がありました)
大きな池があり、カエルやアメンボなどが沢山いましたが魚はいるのだろうか…?
夏になるとトンボが飛んだりして、より多様な生物が生息します。
池の反対側には滝から出来た小川があって、そこでちょっとした川遊びもできます。
座る場所もあるので、ここで昼食をとるのが一番の楽しみとなっています。
この「楽しみ方」を知っている人は結構います。
鳥居の周りには大きな木が幾つもあります。
すげーデカイです、特にこのカツラの木からは「大いなる何か」を私は感じています。
どれだけ生きて何を見てきたのか…、そんな存在が身近に在る事を幸せに感じます。
この木をテーマに冊子デザインを作りたくなりますが、それは後々の楽しみとしましょう。
鳥居を抜けると、いよいよ不動滝が見えてきます。(鳥居からも見えますが…)
今回は雪解け水により、かなりの水が流れ落ちていて辺りが少し霞んでいました。
ここだけ温度も低くなっていて、長くいると肌寒くなってきます。
大量にマイナスイオンが出ているからと言って、長居すると風をひくでしょう(笑)
毎年見ていますが、いつ見ても素晴らしい滝だと感動します。(派手じゃない所が良い)
ここで作品の禊ぎをする事もありますが、国津神ゆかりの地なので天津神は…、とも思いますがヒスイ自体が国津の地にあるので問題ないですかね。(天津の地でもありますし)
不動滝の傍らには、小さな祠がひっそりと佇んでいます。
この祠自体は良い雰囲気なのですが、手すりが場に合っていない!
せめて色だけでも場に合わせた色にしてほしい!、と思うのですがこの辺りは豪雪地帯なので、すぐに塗装が剥げてしまうのだろうな…。(もう石材で手すりを作るしかない?)
こちらは不動滝へ降りる為に、車を止める駐車場で撮影しました。
もう6月近いと言うのに、まだ牡丹桜が咲いていました。
何本か植えてありましたが、今年の豪雪で多くが折れてしまっていました…。
それでも見事に花を咲かせている姿を見ると、植物の力強さを改めて感じる事ができました。
これから夏に近づくとウルルが大発生するので、今の内に不動滝を楽しむ事をお勧めします。
とにかく不動滝へ行った際は、車からすぐに降りずに車内で様子を見ましょう。
ウルルが発生していれば、車の窓に大量にぶつかってきます。(窓は閉めているように)
窓を開けていると大惨事になりますので、くれぐれも気を付けて下さい。