2021年12月09日
前回から荒れた天気が続きましたが、やっと青空が広がる日和になりました。
今日と明日は「貴重な晴れ日」との事なので、存分に太陽光を浴びたいと思います(笑)
それでは12月三回目の探石記録を書きます。
久々の快晴、いつも通り押上の海岸へ探石に出かけました。
天気は良いですがやはり肌寒さを感じます、風が強くなかったのは幸いでした。
数人ですが、晴れた海辺を楽しんでいる先客がいました。
まずは左側から探石、入口付近は砂が上がっていました。
その先は小砂利が上がっている感じ…、あまり良い状態とは言えませんが、歩き易さ(探し易さ)は抜群です(笑)
波は強めで長かったですが、速くはなかったので波打ち際の奥を見る事ができました。(波との追いかけっこが可能でした)
一通り歩いて折り返し地点、いつもよりも小さめの石が多かったけど、押し上がりは強くなかったです。(引き戻されている感じかな?)
まず開始10分くらいで、小さなヒスイ転石を発見!
豆ヒスイですが、ガイド時なら最高のレベルとサイズと言えます。
この後の体験加工のビジョンが鮮明に浮かび上がるタイプなので、是非に本番でも出逢いたいと願うヒスイ転石です。
ヒスイ自体のレア度は4くらい、私が「芽吹」として分類しているタイプです。(芽吹くにはまだ早い季節ですが(笑))
これが大きかったら…、と贅沢を言いたくなりますが、この小さな光の膨張も見落とさなかった事は自信に繋がります。(私が行うガイドには不可欠な能力(センス)です)
赤い石英斑岩も発見、通常の茶色い石英斑岩(薬石)よりは少ない感じの石。
見た目が「血行を良くしてくれそう」なので、集めてみようかと思います(笑)
入口に戻る最中には、ネフライト1個、ロディン岩1個、玉髄2個、小さなヒスイ転石2個を見付けました。
最初に見付けた小さなヒスイ転石より劣るレベルではありますが、翡翠輝石(キラキラ)を示し滑らかで艶やかな肌を備えています。
黒が流れているヒスイは、男性ならカタチにしても満足する品になるかと思います。
きっと自分で見付けた転石(ヒルコ神)ならば「その良さ」を見出そうとするので、色がどうであれ満足するのかもしれません。
それらは商品ではなく、そして作品とも違って、糸魚川での思い出をカタチにした「その者専用の装飾品」になるのでしょう。(顕示する必用の無い品になる)
そういった品を作る活動(流れ)も、今後は行っていきたいです。(それがアーティスト体験グルメツアーの一環です)
12時を回ってしまいましたが、右側も探石しました。
こちらは左側より穏やかな波でしたが、風が強くなってきて寒さを感じました。(よって早足で探しました)
潮が引いている状態だったので通常時に探す位置を見る事はできましたが、波が強く長めなので気になった石を見失う事が多かったです(笑)
こちらではヒスイ転石を2個見付けました。
大きめのは紫が入るタイプですが全く見られません(残念!)、小さい方は淡灰色ですが乾くと翡翠輝石が輝きます。
理想的な浜辺ではありませんでしたが、小さなヒスイ転石を多く見付けられた日でした。
明日も晴れるとの予報なので、また探石に出かけられたらと思います。
これで今回の探石記録を終わります。