2021年09月06日
猛暑だった夏も過ぎて行き、今は再び雨の多い日が続いています。
糸魚川で開催される予定だった様々なイベントが中止になり、私個人が求めている「石好きのコミュニティーの場の開拓」も延期せざるを得ない状態となってしまいました…。(まだまだ単体で生きろと言う事なのだろうか?)
でも幸いにも同志たちのお陰で、8月の売上げはどうにかなりましたので先に進む事ができます。(同志の皆さん、有り難うございます!)
工具の修理が終わり次第に創作活動を加速したいと思います。(芸術の秋に入りますし)
それでは9月最初の探石記録を書きます。
この日(9/6)は、早朝は晴れていたのに急変して雷雨となり、午前中はバケツをひっくり返したような雨になりました。(短時間だったのが救いでした)
午後は予報では曇りとなっていましたが、これまた急変して快晴となったので、このチャンスを活かすべく押上の海岸へ向かいました(笑)
空には少し雲が残っていて太陽が陰る事もありましたが、潮風によって山側の雨雲が広がる事はありませんでした。
探石する左側に先客がいましたが、近づかなければ視界に入らないので問題なし、お金では買えない爽やかな潮風を受けながら探石を楽しみます。
波は強く長めで、午前中に降った雨が川を濁らせたので海にもその影響が見られました。
しかし、波打ち際には殆ど影響がなく太陽光で煌めく石たちが良く見えました。(午前中まで暗かったので、キラキラ輝く石たちが宝石に見えて目が眩みました(笑))
太陽が出た事で気温も上がったようですが、潮風がその熱を緩和させてくれたようです。
もう8月のような暑さは無いのかな?、いや、急変するからまだまだ油断はできません。(油断大敵です)
ゆっくり楽しみながら歩き折り返し地点に到着、先客のおじさんも見えなくなりプライベートビーチになりました(笑)
すれ違う際に会釈はするものの、以前のように会話をする事はありません。
これも感染対策の一環なのでしょう、ここでの会話によるメリットよりもデメリットの方が大きいと各々が判断しているのだと感じます。(最初から接点を持たない人はいるけど)
手話ができれば別なのでしょうけど、笑い合う事は防げませんね…。
この時点で見付けたのは、模様が好みの石英斑岩1個、良質のネフライト2個、水色と白色のシーグラス2個、求めているサイズのオンファス輝石2個、紫が入るタイプだけど入っていない(笑)ヒスイ転石1個です。
全体的に面白い石は見られませんでした…、タイミングが悪かったのか、運が悪かったのか、こればっかりは仕方ないです。
それでもオンファス輝石が見付かったので良かったです!
ヒスイ転石とも出逢えました、人によってはこのレベルのヒスイ転石では満足しないかと思いますが、識別能力の練磨には「もってこいのタイプ」なので、見極められて良かった〜。
キラキラ輝く石たちの中でも、僅かに輝きが増している(膨張している)のを認識できたのは自信に繋がります。(老いに向かっているので(笑))
更に帰り際に、碧っぽいネフライト1個、純度がイマイチなヒスイ輝石岩1個、透明度が抜群の玉髄1個、濃緑で良質のオンファス輝石1個、を見付けました。
碧だとネフライトの特徴が強く、青(紺)だとアルカリ角閃石岩の特徴が強い気がします。(個人的な見解)
ヒスイ輝石岩は、触り心地に違和感があったので「純度がイマイチ」と感じました。
乾かすと光沢が見られキラキラと輝く部分も確認できますが、その部分は石英や曹長石に近い感じがします。
玉髄とオンファス輝石は良質、磨けばピカピカになります。
どちらも見本として活用できそうです。
晴れ予報の明日を待たず(待てず)に海へ行きましたが、十分に探石を楽しめました。
ここまで潮風を爽やかに感じたのは久しぶりです、やはり夏の暑さとは異なっているのでしょう。
爽やかな秋晴れが続くと良いなぁ〜、また海へ遊びに行こうと思います。
これで今回の探石記録を終わります。