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作者の思考
ヒスイ日和(葉月の壱)
2021年08月20日
最近は再び梅雨が訪れたかのように雨が降り続いています。
大雨警報も出ましたが、私の周りでは目立った水害は今のところ見られません。(より自然に近い里山への影響が大きいのだと思います)
都市から離れると自然災害、自然から離れたらコロナの渦、いよいよ人類の逃げ場が無くなってきたように思えます。(共同幻想の危機なのでしょう…)

どう生きた方が幸せなのか、改めて考える必用があるのだと思います。
資本の恩恵を受けて生きる限りワクチン接種は必須になるのでしょう…(団体行動なのだから…)、自給自足なら誰も文句は言わないけど、その「動物的な強さ」を示せる人がどれだけいるのだろうか?(きっと選択権は「その人たち」にしか無いのでしょうね…)

どうあれ私は全てに適応してやろうと思います。

それでは8月最初の探石記録を書きます。

晴れが続いた日は猛暑で断念し、その後は雨が続き断念。
しばらくは探石を楽しめずにいましたが、やっと条件が合う日に海へ行けました。
この日(8/20)は午前中は晴れて、お昼頃から天候が崩れて雨になる予報、いつもはお昼頃から楽しむのですが、時間制限(天気の崩れ)があるので午前10時頃から探石を開始しました。



お盆を過ぎると海が荒れ出すので、さすがに海水浴を楽しむ人はいませんでした。
それでも浜辺で石拾いを楽しむ人たちは訪れていて、それぞれに糸魚川の海を楽しんでいました。(チビッコも、一生懸命にヒスイを探していました)

青空が広がっていますが、大きく薄い雲が太陽を隠したりするので、その間は暑さが和らいで助かります。(自然光も十分なので丁度良いです)


環境自体は良いのですが、浜は小砂利が多く押し上がり、早い波で目が回ります。
ちょっと期待できない感じでしたが、久々の探石を楽しむのだから贅沢は言えません。




ひたすら歩き折り返し地点に到着、入口から離れるとプライベートビーチになります(笑)
太陽も顔を出して全快モード、本当に雨(あるいは曇り)になるのか?、と思うほどに強烈に照りつけました。
まだまだ夏なのだと体感した暑さでした…。(午後は数分間だけ小雨が降り、その後は曇ったり晴れたりを繰り返す天気でした)




この時点で見付けたのは、石英斑岩(薬石)2個、ネフライト3個、オンファス輝石1個、玉髄1個、シーグラス2個、ヒスイ転石1個です。


石英斑岩(薬石)は、手頃なサイズで持ち歩いても苦になりません(笑)
薬石として流紋岩とは分けていますが、総称なので含めても問題はないのでしょう。(多分)

ネフライトは、1個だけアルカリ角閃石岩とした方が良い感じがします。(青っぽいやつ)
微妙な硬度の違いは純度に依るのだと思います。(多分)

オンファス輝石は、濃い色で泥岩との区別が難しいタイプです。
もっと分かりやすいのが欲しいのですが、昔に比べると見付からなくなりました…。

玉髄は、透明度が高く縞模様が乏しいタイプです。
磨くと美しく輝くので、一定数を集めたら磨こうと思います。

シーグラスは、珍しい青色のがありました。(極小ですが)
水入りの洒落た瓶に入れて集めています(笑)

ヒスイ転石は、小さいですが見付ける事ができました!
遠目だとロディン岩にも見えたりしますが、間違いなくヒスイの特徴を示しています。

裏側にはヒスイらしい緑があり、光沢や肌触りでも判別できます。
波が強めだったので、波の影響を受けやすい平らな形状により打ち上がったのだと思います。


レア度は3くらいで、この緑が在ると無いとでは大違いですが、このサイズだと価値としては高くなりません。(加工すれば価格を引き上げられますが)

サイズがどうであれ、最初にヒスイが見付かると「この状態でもヒスイを見付けられるのだ」と、強気になる傾向がある気がします。(そしてその後の集中力が低下する(笑))


帰り際に良質のネフライトを発見。
かなり良質なのが分かります、ブドウの果肉みたいで美しい!


厳しい暑さだったので食べたくなりましたが、歯が砕けるので思い止まりました(笑)


予想以上に暑かった〜、甥が大きくなったので夏の海へ行く事(海水浴の相手)はなくなり忘れていましたが、浜辺の灼熱地獄で若き日を思い出しました。(走馬燈か?)
晩夏だと油断していましたが、まだまだ熱中症に気を付けなければなりません。(十分な水分補給をして楽しみましょう)

久々の探石でしたが、ヒスイに出逢えて良かったです。(今回の探石記録は終わります)



最後にコラボ用のルースの紹介、さまざまな色のカケラでルースを制作しました。
どんな活用が待っているのだろうか、こればかりはコラボする作り手のセンス次第です。


ここから表現が広がって行けば嬉しいな〜、現実逃避(共同幻想)は厳しい状態ですが、究極逃避(神々との交歓)は未だ健在なので、その領域を進めたいと思います。

厳しい世の中ではありますが、支えてくれる方々に感謝して創作活動を続けていきます。(生き金にするよう努めます)
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