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作者の思考
ヒスイ日和(葉月の弐)
2020年08月07日
本来なら賑わいを見せる季節ですが、新型ウイルスの感染拡大により萎縮ムードが広まっています。(こればかりは仕方がない…)
今年から積極的に交流を広げようと思っていたので残念…、しかし今後は「この環境が通常となる」のでしょうから、適応しながら創作活動を進めたいと思います。

それでは8月二回目の探石記録を書きます。

早朝に仕事(加工)を済ませ、押上の海岸へ探石に出かけました。(8/6)
快晴とは言えない空でしたが自然光は十分で凄く蒸し暑い…、この暑さで海や山から水蒸気が上がっている感じでした。



午前11時頃には、既に海水浴を楽しむ人たちがいました。
人数は例年よりも少なく、やはりコロナショックが影響しているのでしょう。
それでも帰る頃(12時頃)にはチビッコが増えて、「楽しむ事を約束されている季節」を満喫していました。(流石にここ(この環境、この規模)で、感染はしないでしょう)


浜の環境は波が弱く短め、透明度も回復していて若干ですが砂利が多かったです。
多少の波があった方が海水浴も楽しめると言うもの、きっと訪れた人たちは存分に楽しんだのでしょう。(私も泳ぎたくなりました(笑))




一通り歩いて折り返し地点、この季節には合わない長靴姿のオッサンは汗だらけです(笑)
「良い運動にはなる」と思い歩きましたが、体力の低下を強く実感した時間でした…。(今度は氷水を用意して、頭から被れるようにしたいと思います)




それでも面白い石と出逢ったので良しとします。
上から灰簾石1個、石英斑岩2個(赤色タイプ含む)、ネフライト2個です。


灰簾石は、集めているサンプルと比べると発色が少し暗いですが、グラデーションの紋様とサイズが良いので文鎮や飾石として使えそうです。

石英斑岩は、スタンダードな茶色の薬石タイプと赤色のタイプ、どちらも石質と紋様が良い感じです。(特に赤色タイプは加工に向いています)

ネフライトは、平たく滑らかで波により打ち上がっていました。
弱い波にも影響を受けやすい形状なので、足下を探していると見付かったりします。(ヒスイも然り、でも今回は見付けられませんでした…)


帰りで見付けたのは大きめのネフライト、なかなか石質が良いです。
このサイズと形状では打ち上がらず、波打ち際の数歩奥で留まっている事があります。




最後はオンファス輝石、濃緑タイプではないですが石質が良く艶やかです。
オンファス輝石らしい模様も見られ、サイズ的にも見本に最適です。




とにかく暑かった〜、最近は海の状態が変わらない感じですが、それでも楽しめます。
梅雨が長かったので晴れ日が勿体なく感じてしまい、このところ海や川に出る事が増えましたが、ほどほどにしないと熱中症で倒れるでしょう(笑)
皆さんも気を付けて躍動の夏を、それぞれに楽しんで下さい。

これで今回の探石記録を終わります。
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