2020年05月11日
忍耐の連休は終わりましたが、まだまだ世の中は自粛ムードです。
観光物産センターも「しばらくの間は休業」となりましたが、休業を終える目安(大体の日程)が伝えられていないので困惑します。
どうも伝達の機能が不完全らしく、従業員にも説明されていないようです。(ウイルス対策なのか、運営上の問題なのか、いまいち現状が解りません…)
まぁ、それがどうなろうとも、やるべき事は進めて行きたいと思います。
それでは5月二回目の探石記録を書きます。
5月に入って最初の探石、一回目は押上の海岸へ向かいました。(5/4)
この日は真夏のように暑く、海からは水蒸気が上がっていました。
自粛連休の真っ最中ではありましたが、それでも気持の良い海へ訪れる人たちが見られました。(ほぼ県内ナンバー、たまに長野・松本・富山・前橋(群馬)もありましたが、休日としては「いつも通り」ではありました)
浜は波が弱く透明度も高い状態、歩くにも探すにも楽で気持の良い環境でした。
人も密集している訳ではなく、これで感染したのならもう人間は地下に棲むしかないかと…。
単体でモグラのように生きる選択肢もあるのでしょうけど、抗体を持った方が楽しい人生を過ごせますね。(生物としての力が試させる感じかと)
暑さに苦戦しながら折り返し地点に到着、本気モードで探石を楽しんでいたのは私と画像のオッサンだけでした。(私もオッサンですが(笑))
最近は気晴らしモードから、本気モードになる回数が増えたように思えます。(探石する支度は長靴だけ)
この時点で見付けたのは、オンファス輝石3個と石英斑岩(薬石タイプ)3個。
本気モードになったからと言っても「運」を完全にコントロールする事は不可能です(笑)
オンファス輝石は小さいのは良質、大きいのは少し粗く微妙、飾石にも加工素材にもなりそうにありません。(よって海に返しました)
石英斑岩(薬石タイプ)は穴凹が少ないタイプ、見た目が綺麗なので集めました。
水と一緒に瓶に入れて眺めるだけでも癒されます、お風呂に入れたり、ご飯を炊く際に入れる人もいるそうです。(漬け物石として使っている人もいるとか(地元の人曰く))
帰り際に瑪瑙が混在するジャスパー(と言えるであろう石)を発見、なかなか面白い感じです。
赤石と言うには黄色い部分が多く、碧玉(ジャスパー)と言うには石質が不安定な感じ、表面の穴凹は中まで入っているのでしょう。(不純物が多いタイプかと)
加工するにはリスクのある石ですね…、でも中身を見てみたいなぁ〜。(試しに切断してみようかと思います)
面白い石たちは少なかったですが、今回も楽しめました。(この暑さで泳いでいる若者もいて羨ましく思えました(笑))
今後は常に感染の危険が付きまといますが、これは規模の問題なので、過剰な脅迫観念に縛られず考えて生きれば乗り越えられるでしょう。
最終的に人口が激減すれば治まるのは歴史が証明していますが、その結末になる前段階で対応してみせるのが人の知性だと思います。
今は「人の文化(英知)」と言うものが試されているのでしょう、「必用なもの」と「不必要なもの」を選別できる基準を備えるのが特に重要なのだと感じます。(何が「とどのつまり」になっているのか判断する必用がある)
これで今回の探石記録を終わります。