多くの人の“大切なわたしのかけら”となることを願いまして…
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作者の思考
ヒスイ日和(弥生の四)
2020年03月15日
普段から賑わいのない糸魚川が「より賑わいを失っている」って状態ですが、現実領域で起こっている事を幻想領域で騒いだところでどうにもなりません。
現実に向き合って乗り越えるしかないので、自身の生命力を高めたいと思います。

それでは3月三回目の探石記録を書きます。

快晴となったので姫川河口へ探石に出かけました。(3/12)
山はこの間より雪が融けた感じ、水蒸気で霞んでいるのが解ります。




河川の砂利集めは順調なのかな?、進み具合は私が見ても良く解りません(笑)




海は波が強く荒れていましたが、風が弱かったので辛くはありませんでした。
油断していると危険な状態ではありましたが、浜が広かったので乾いた場所にいる限りは引き込まれる事はありません。(乾いた場所から遠目で確認する探し方が必須)





ここまで波が強いと期待も高まるのですが、特に良い出逢いのないまま川との合流点に到着。
姫川は濁り海も濁っている、輝いているのは空と水面と濡れた石たちだけ、あとは見えないけど私の心も自然に触れて輝いています(笑)




ワクワクする環境ではありましたが運が無かった…、こういった時は紋様が美しい石英斑岩を探すのが一番、部屋に置いて霧吹きで濡らせば「観賞を兼ねた加湿」を楽しめます(笑)
加工しても面白いので素材としての用途もあります。




次は珪化が強めの緑色石英(キツネ石)とソーダ珪灰石、どちらも質は良さげです。


緑色石英(キツネ石)は色も模様も面白いのですが、ソーダ珪灰石は陶磁器みたいでイマイチかな〜、質が良くなると面白味がなくなるのは勿体ないです。(でも試しに加工してみたい)

海に来れば何かしら面白そうな石があるのが救い、あとは「神々のカケラと如何に交歓するか」が重要になるのでしょう。
色々と考えながらマイペースで進めて行きたいと思います。


晴れたら海へ行く事を繰り返していますが、未だ飽きる事はありません(笑)
午前中に終えた仕事(加工)にしろ、海での探石にしろ、ウイルスに感染する可能性が無いので最高の遊びだと言えます。(自己完結するので(笑))
しかし、稼ぐからには人との交流は欠かせないのも事実なので、慎重に向き合いたいと思います。(制作に専念する一年になりそうですが…)



ここで探石用の箱を作ってもらったので紹介します。


私がアイデアを出して作ってもらいました、特に珍しいデザインでもないのですが個人的に欲しかった仕様だったので頼んだら、予想より出来の良い箱に仕上がりました。(物産センターの加工所で作られた箱です)

蓋にはアクリル板が張ってあるので中身が見えるようになっています、スペースを分割している板も固定していないので外して位置を変える事が可能です。
探石を楽しむ人(特にチビッコ)に向けた品で、春休みや夏休みに遊んでもらえる事を狙っていたのですがコロナショックで残念な結果になりそう…。
「石のまち」として物産センターに相応しい品になる事も期待していたので残念ではありますが、消滅する事はないので気長に待ちたいと思います(笑)

こういった箱があれば思い出にも残りやすいし、雰囲気が出るので石を集めるのが楽しくなると思います。(確証はないけど、私がそうなので同じタイプに期待(笑))
その後に加工してストラップにするなり、ペンダントにするなりして「思い出をカタチにするバリエーション」を楽しめば良いかと思っています。
ちなみに、あえて完成度を高め過ぎず、外でも使えるよう安価な仕上げにしているので、汚れても気にならないと思います。(チビッコには必須の条件かと)

なんであれチビッコたちには「一番楽しい時期」を大切に過ごしてもらいたいです。(大人になれば辛い事が多いから…)


これで今回の探石記録を終わります。
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