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作者の思考
ヒスイ日和(長月の壱)
2019年09月05日
9月に入っても雨の多い日が続き、どうにも気が滅入ります。
寒暖の差も激しくなってきていてクーラーの使い所が難しく、体調を崩す恐れがあります。
特に両親が心配、普段より気を付けて温度管理(体調管理)をしたいと思います。

それでは9月初めの探石記録を書きます。

9月も押上の海岸、「石好き」と「鉱物好き」とで若干ですが好みの海岸が違うようです。
この日(9/5)は午前中が晴れとの事だったので、暑さ対策も兼ねて9時頃に探石しました。
2〜3人ほど先客がいましたが、賑やかだった夏の海は役目を終えたようです。





浜の状態は濡れている石を見ても解るように、波は短めで押し上げる感じでした。
再び密度を増したので歩きやすくなりましたが、前半は自然光が乏しかったので光沢やキラキラ(翡翠輝石)を確認するのが困難でした。(でも暑さからは守られた)




一通り歩き折り返し地点に到着、ここまでで1人の釣り人しかおらず、プライベートビーチ感を楽しめました(笑)
前回では良質の縞瑪瑙を見付ける事ができた場所でしたが、今回は欠片もありませんでした。(キノコじゃないので群生する筈もないが…)




左側での成果はヒスイ転石4個、デュモルチ石が入った石1個、ネフライト1個、玉髄5個、シーグラス1個でした。(一番上のヒスイは戻りで見付け、残りは行きの段階で見付けました)


大きめの(一番上の)ヒスイは、灰色と混ざった紫が入るタイプで小滝系に多いです。
アケビ石(愛称)とは違った滅紫で、「青紫の濁った感じ」になります。(地が白なら美しい青紫になります)

デュモルチ石を含む石は所々に青色(デュモルチ石)が入り、黒色部分(フォイト電気石?)の周りには淡紫が見られます。(この淡紫もデュモルチ石の成分なのかな?)

ネフライトは形とサイズが良いので、編み紐と合わせれば首飾りになるでしょう。

玉髄は透明度が高くて良質、磨けば綺麗に仕上がると思います。(見た目はシーグラス並に綺麗)

この時点で満足したし、疲れたので帰ろうかと思ったのですが、念のために右側も探石しました。


最近はあまり良い結果が出ていない海岸右側、こちらに来た時には遠くに1人の姿しか見られませんでした。(今回も期待せずに歩きした)




一通り歩いた結果、まずは緑を含む石英1個、黄緑を含むロディン岩1個、無色のシーグラス2個、ネフライト1個、ヒスイ転石3個を見付けました。




更に白く艶やかなヒスイ転石1個、透明な石英を含むチャート?1個、最後に淡紫を含んだヒスイ転石1個を見付けました。



率直に「なんだ、あるじゃん」って思いました(笑)
今回に限っては左側よりヒスイ転石はありました、でもデュモルチ石や玉髄は無かったので、「やはり両方探してみるのが一番良い」との結論に達しました。(当たり前か(笑))

まず緑を含む石英、この緑部分はクリソプレースになっているのだろうか?
それとも別の成分が起因なのかな?、よく解らないけど磨いてみるかな。

黄緑が入ったロディン岩はサンプルとして保管、鶯石(愛称)として磨いて集めています。

シーグラスは大きめなので瓶には入らない…、貝殻と合わせて飾って置くか?

ネフライトは質が良いので磨いてサンプルとして活用します。

透明な石英を含むチャート?は、まず母岩が何なのかを調べ、その後に磨いてみます。(石英斑岩なのか?、珪石の類だとは思うのですが…)

ヒスイ転石は見本として活用、これなら誰が見ても解りやすいと思います。(乾かせば光沢や翡翠輝石を確認できるので)

今回は魅力的な石を多く拾えました!(右側を探してみて良かったな〜)

後半から青空が広がってきて、強い太陽光が辺りを照らしたので識別はしやすかったですが、とても暑かった…。
人も増え始め、それぞれが海を楽しんでいましたが、熱中症には注意が必用です。


遠くに見えていた人はイスラムの女性みたいな日焼け対策?をしていて、女性なのか男性なのか、若いのか年輩なのか解りませんでした。(体系は女性っぽいけど華奢な男も多いし)
忍者(くのいち)なのか!?、まぁ、それが解ったところで何の意味もないのですが(笑)
性別や年齢に関係なく「日焼け対策が必須な人」はいますので、自由で良いと思います。(あまり不審に思われないような支度が良いかも)

こんな感じで今回の探石記録を終えます。
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