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作者の思考
ヒスイ日和(卯月の壱)
2019年04月19日
今月の11日頃まで荒れた天候で寒さが身に染みましたが、徐々に春らしい気候になり桜も満開となっています。(もう散り始めている桜もあります)
最近は商品を製作したり、作品を制作したり、オーダーを受けたりと忙しくて探石には行けていませんでしたが、やっと時間ができたので押上と河口の海岸へ遊びに行きました。

それでは4月中旬の探石記録を書きます。

まずは押上の海岸に行きました。(4/16)
青い空と青い海で気持ちの良い景色でしたが、風が強く海は荒れていました…。
浜辺には数人が訪れていましたが、膝下まで濡らした人もいて「ゆっくりと石拾いを楽しめる」って環境ではなかったです。





強い風により体感温度は初春レベル、浜も砂だらけなので期待は持てませんでしたが、この青空の下で美しい景色を見ているだけでも気晴らしになります。

とりあえず歩ける所を一通り歩き、玉髄とオンファス輝石を見付けました。
これは見本として良いサイズ、質も模様も良いので磨いても面白いでしょう。(こういった転石は簡単には集まらないのですよね…)




久々の押上の海岸では、この2個だけでした…。
長居しても良い結果はでないであろうと判断し、姫川河口へと向かいました。


春らしくなってきた河川敷です。
お馴染みの景色ですが、間をおくと新鮮に感じます。
ちなみに海岸へ行く道端にはヨモギが群生しているので、他で探す必用はありません(笑)




こちらの浜も砂だらけ、それでも所々に石が上がっているのが幸いです。
午後からは満潮だったのか押上も河口も浜の面積が少なかったので、探せる場所が限られていたのが残念でした。(それでも運なので拾えた人もいたのでしょう(笑))




川との合流点に到着、雪解け水で水量を増し海とぶつかる景色は見ていて飽きません。(でも現を抜かしていると波に流されるので危険)
きっと来ない間にも変化があったのでしょうけど、見た限り「いつも通りの合流点」でした(笑)




とりあえずここで出逢えたのは、この瑪瑙が流れた石です。
姫川の流れを映しているようで綺麗、これは磨いてあげた方が良いのかもしれません。





こちらは蛇紋石が入ったロディン岩、これが「蛇紋石だけの塊」だったら持ち帰りましたが、今回のは海へ返しました。




途中から風が止んで元々の気温通りとなり、暑くて上着を脱ぎました。
ひばりの鳴き声が河川敷に響き渡り、穏やかな春を感じられて良かったです。
川沿いの桜並木は葉桜となりつつありましたが、まだギリギリ花見を楽しむ事はできそうです。


今回の探石はこれで終わり、残念ながらヒスイとは出逢えませんでしたが、魅力的な石には出逢えたので良い気晴らしになりました。

残念と言えば焼け山温泉、休業となってしまい温泉を楽しめなくなりました…。
糸魚川に住んでいてもなかなか訪れる事がない場所なので仕方ないですが、どうにか存続してほしいと思うのは私だけではないでしょう。(でも運営の苦労も知っているので無理は言えないなぁ…)

物産センターのカフェも4月中には間に合いそうにない気配、夏ころには開店するのだろうか?
テナントとして「餅は餅屋に任せる」ってした方が手っ取り早い気がするのですが、つまらない縄張り争いがあるのかな…。(どうでも良いけど(笑))

なんであれ私は自分の出来る事を、一生懸命に取り組みたいと思います。
頭の中は遊ぶ事で一杯ですが、やる事は山積み…、それに向き合わなければ生活が成り立たないし、魂も鍛えられません。

だからと言って、それだけに支配される事のないよう、豊かな心で創作活動を続けたいと思います。(それはそうと今年初のウドは最高の味でした!)
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