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作者の思考
ヒスイ日和(睦月の弐)
2019年01月14日
去年は大雪でしたが、今年は冷たい雨が多く「雪が積もったかと思えば雨が溶かす日々」を繰り返しています。(里山には雪が積もっています)
雪かきが無いだけでも助かるので、その労力を加工に費やそうと思います。

と言う事で今回は、今までの探石で集めた軟玉(ネフライト等)を磨いてみました。

活用を考えながら集めた軟玉(ネフライト等)、もっと多く磨きましたが、その一部だけを撮影しました。(数が多かったので(笑))


特に艶が出た6個を中央にして、小〜中サイズの軟玉を周りに並べました。
艶の善し悪しは「硬度や緻密さ」によるものでしょう、やはり青系(アルカリ角閃石岩など)は硬度が少し低いのが多いようです。
しかし濃紺タイプは艶が良く、ネフライトでも濃緑タイプは艶が良いです。(黒っぽいタイプは硬度や緻密さが高い(安定している)のかな?)
稀に淡白タイプにも艶やかなのがあるので、同じ軟玉にも個性があるのが面白いです。

どのように活用しようか…、何であれ活用する場合には序列は必須になるのでしょう。(人間(生物)に向ける場合には優劣が必用なので…)


こちらは作品制作で残った欠片を、ストラップに加工している最中のカケラです。


この小さくて薄い欠片に曲線をつけるのは以外に大変で、まともにやると爪と指先の皮が削れます。(笑)
両手の人差し指と親指は深爪の状態…、掴んで削るので相応の握力(って言うか指力)が必用となります。
イメージ的(見た目)には女性に似合う姿なのですが、行程的には全く不向きな作業です(笑)

ちなみに、指を削らない方法(ルース制作みたいに)は多数あるのですが、コスト(労力)を考えるとスタンダードが(まともにやるのが)一番効率が良いです。
爪も皮も数日で回復するので今は良いですが、年齢によって力が衰えた際には考えようかと思います。(きっと、握力(指力)の衰退が致命的になるかと思っています)

この後は磨きの行程、削りで付いた痕を消しながら光沢を出していきます。
同じ作業なら高額な品を作った方が得なのでしょうが、それだけでは面白くない(私的に)ので好きな事を頑張ろうと思います(笑)

まぁ、高額な逸品も大切に作っていますので、それも楽しんでバランス良く創作活動を進めたいと思います。(早く撮影と紹介文を書かねば…)


さて、今度は集まった玉髄を磨こうかな〜、何か面白い活用を思い付けば良いけれど、磨いて飾っても楽しめるので無駄ではないでしょう。(そのままで飾るのがベストな転石は磨かない)
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