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作者の思考
ヒスイ日和(師走の参)
2017年12月18日
またまた晴天となったので、姫川河口へ探索に行きました。(今回も糸魚川に最強寒波が訪れる前の話です)

この日は快晴で、爽快な空と山の景色に癒されました。
気温も高まり春のような陽気の中、魅力的な石たちを探します。




神(自然)の祝福か?、早速とても美しい紫ヒスイを発見しました。(親父が(笑))
全体が紫に染まり石質も滑らかで、特に濃い紫は黄色い光源の中でも存在感を失いません。
底には桃簾石と思われる桃色の不純物が見られ、緑も相まって面白い景色を宿しています。




このまま飾っても良いのですが、薄く残る表皮を削れば更に紫が際立つヒスイなので、底と背面の表皮を残し、表面だけ研磨しようかと思います。(って言うか既に磨いたので後々に紹介します(笑))


私はと言うと、とても綺麗な緑の玉髄(クリソプレース)を発見しました。
サイズは小さいですが、発色が強いので遠くからでも目立ちます。(ビックリするくらい目立つ)



拾い上げた際は、「まるで着色したようだ」と思いましたが、よく考えると「自然の発色に憧れて、着色と言う技法が生まれた」のですよね(笑)
だから自然界に在って当然で、考え方の順序を間違えると物事が歪んでくる事が解ります。
そう言った意味でも、これはサンプルとして保管しようと思います。(間違いなく自然界(糸魚川)に在る事を証明しています)


最後は石質の良い白ヒスイを発見。
キメが細かく、淡い緑と黒のラインが入るタイプのヒスイです。
チャートの中には非常に似ているものがあり、曇っていると判別が難しかったりします。(今回は快晴だったので、乾くと翡翠輝石がキラキラと輝きました)



この日はこれで終了、良い出逢いがあって良かったです。



そして数日後、また河口へ探索に行きました。(笑)
ちょと曇り気味でしたが、探索するのには十分な明るさがありました。

まずは桃簾石を含んだ蛇紋石、いや…、蛇紋石を含んだ桃簾石か?(岩としればロディン岩)
なかなか良い桃色で石質も良い感じ、散らばっている状態では桜石と呼んでいますが、塊の状態だと桃石と呼んでも良いのかもと思ったりします(笑)
これを「ヨモツシコメに投げつけたら相当な効果がありそうだ」と、どうでも良い事が頭を過ぎりました。(桃石(投石)だけに…)




こちらも桃簾石が混ざった結晶片岩、かな?
面白い姿をしていて座りも良いので飾石にしようかと思いますが、輪切りにしてコースター(お皿)を作っても良いかと。
とりあえず、いろいろと吟味して活用を考えたいと思います。




次はロディン岩、鶯石と呼んでいるタイプです。
真ん中に明るい翠が入っていて面白い、磨けば良い飾石となる事でしょう。(裏にも翠が入っています)
観賞用として楽しめるし、文鎮にも使えるので研磨したいと思います。




こっちのロディン岩はサンプルとして活用しようかと思います。
きっとヒスイとの区別に役立つ日が来るかと思います。(多分)



この日はヒスイを見付けられませんでしたが、面白い石たちに出逢えました。(これはこれで良い経験となります)

どう活用するかをゆっくりと考え試しながら、忍耐の冬を乗り越えようと思います(笑)


次回からは最強寒波が迫り出した話になります。(一週間くらい前の話です(笑))
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