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作者の思考
ヒスイ日和(葉月の弐)
2017年08月14日
この日も天気が良かったので、押上の海岸へ転石拾いに出かけました。

台風が日本を縦断する前だったので、海辺は海水浴ムードになっていました。
午前中だったので人は少なかったですが、転石探しとしては気兼ねなく歩けます。





まずは海岸の右側を歩きます。
波は穏やかで透明度も高く、とても探しやすい環境でした。
転石探しをしている先客?と思ったら、ゴミ拾いをしている海水浴場の監視員でした(笑)
もし左側の海岸のゴミも拾ってもらえたなら、押上の浜辺は更に綺麗になる事でしょう。




そんな事を考えながら歩いていると、波打ち際にクラゲのような半透明の物体を発見!
手に取ると馴染みのある姿を確認できました!
ライチのようにも見えますが、形状は「半透明の梅干し」って感じの玉髄です(笑)
こういった玉髄は簡単には出逢えないので、見本として活用したいと思います。




次はオンファス輝石、ヒビが多く質は良くありませんが特徴的な質感と形は、ヒスイの一種だと言う事を強く認識できます。
透明度が皆無なのは残念ですが、模様を活かせる素材なので良質だったなら活用も可能です。(特に光沢が際立つ素材です)




左側を歩き終え、次は右側の海岸を歩きます。
こちらは普段から泳ぐ人も少なく、釣り人も少ないのでゆっくり探せる浜辺です。




早速、明るく透明度もあるネフライトを発見、ヒビもない基本の小判形でした。
明るい色のネフライトは乾くと艶を失うので、硬度的には低めなのだろうか…?
しかし色の濃い黒緑系でも、艶を失うものがあるので濃淡と硬度の関係性は完全ではないようです。(磨けば光るので、加工品になると区別できない)




一通り歩いてネフライト2個、オンファス輝石2個、玉髄1個、シーグラス1個、灰色ヒスイ1個が拾えました。
灰色ヒスイは艶やかな光沢を示していますが翡翠輝石は見られず、ロディン岩との区別が困難ではありましたが色や形状や含有物でヒスイだと判断しました。(半ヒスイ、半ロディンなのかも?)
こういうタイプの確認は、今までの経験やサンプルが役に立ちます。




一時間程度の探索を終え入口に戻ると、海水浴に訪れた人たちが海を楽しんでいました。
天気の悪い日が続きましたが、この日はず〜っと晴れだったので良かったです。




私も甥と泳いで楽しかった〜!(夏休み初日に)
会う度に大きくなる甥の成長を感じながら、必用となる体験を積ませたいと強く思いました。
一緒に転石探しをする日が来れば面白いなぁ〜。(今は魚と昆虫とトランプ(アメリカ大統領じゃないよ(笑))にしか興味がないようだ(笑))
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