2017年06月29日
今回も新たな秘境を求め、能生の神道山公園に行ってきました。
以前から行きたいと思っていた神道山公園、道が解らなかったのでとりあえず能生の駅を越えて山方面に向かいました。
しばらく進むと公園へと続く道を発見、入口には大きな鐘(オブジェ?)があり、小さな鳥居のような所を通過します。
しばらく山道を進んで行き、分岐点に迷いながらも看板を確認しつつ車で上って行くと、広い駐車場に辿り着きました。
駐車場には看板や石碑があり、その上の橋に「ようこそ神道山へ」と言う文字を見付けて一安心(笑)
やっと気になっていた神道山公園に到着しました。(神道山は「しんどうさん」と読む)
車を降りて園内へ向かうと、上までず〜っと続く階段が現れました。
これが有名な「1088段の階段か!」と思い階段を上がって行くと、手前の階段を上りきった場所に「1088段にチャレンジ」の石塔が…。
思わず「ここからなのかよ!」と声を出してしまいました(笑)
ここの右側には休憩所があって、そこに小さな鐘が吊してあったので5〜6回ほど打ち鳴らしてみました。(山奥で誰もいないから迷惑ではないでしょう(笑))
どうしても頂上が気になったので階段を上ってみる事にしました。
二の越に到着、この段階で216段を上って来たようです。
上から下を見るとこんな感じ、なかなかの階段だ…。
下から上を見るとこんな感じ、こっちもなかなかの階段だ(笑)
三の越に到着、324段を上がってきました。
ここにはちょっとした休憩所あり、その左側には絶景が広がっています。
もっと水平線がハッキリとしていたら最高でしたが、これはこれで良い感じです。(空にいる錯覚を楽しめました)
ここまで好奇心だけで上ってきましたが、この先へ進むには「気力」と「信仰心」が必用となります。
体力はギリギリ保つでしょう(でも確実に筋肉痛になる)が、あまりに勿体ないので次の機会に気合いを入れて頂上へ向かいたいと思います。
1088段の階段を上りながら私の計画である神玉プロジェクトと重ねて考えていると、八百万の道のりは遥か遠く未来に続いていて、天津神6体・国津神7体(番外の八咫烏を含む)の計13体を創った事は「八百万在る階段の内の13段を上った状態なのだ」と感じました。
途方もないなぁ〜、しかしだからこそ未来に向ける意味もあり希望もある、これからも体力・気力・信仰心を高めて大切に進めて行きたいと改めて思いました。
上ってきた324段+駐車場への階段を下りて、そこから見える釣り堀を撮影しました。
今は時期ではないようで池に水がありませんが、連休(夏休み)あたりには釣りを楽しめるのだと思います。(多分…)
園内には売店もある(ここも時期になれば開く)ので、家族で訪れても楽しいかと思います。
ちなみに売店の窓から覗いたら、大きなクマの剥製があってビックリしました(笑)
十分に神道山公園を楽しめたので満足!、今度は頂上を目指したいなぁ〜。
また来る事を誓い山を下りる事にしました。
帰りは別の道を通り、もっと手前から入れる道を探索しました。
険しいけど舗装された山道を進んで行くと、綺麗な青色の紫陽花(ガクアジサイ?)が咲いていたので撮影しました。
日陰で咲く姿はとても美しく、瑞々しい青は清涼感を伝えています。(美山公園とは違った慎ましい美しさを感じる景色に癒されました)
そのまま道なりに下がって行くと、木浦川(このうらがわ)に出ました。
ここの集落も良い雰囲気で、まさに里山って感じです。
糸魚川には、まだまだ里山がたくさんあるのでしょう、それらを全部巡ったら面白い経験になりそうです(笑)
これから良い季節になりますので、美しい景色で感性を高めたいと思います。(神々の交歓により、芸術家は成長するのだと信じています)