2017年06月24日
良い陽気が続いたので、押上の海岸へ遊びに行きました。
天気は晴れでしたが空には薄い雲が多く浮かび、水平線は霞んで見えました。
しかし次第に雲が流れて行き、途中からは本来の綺麗な青を楽しむ事ができました。
波はとても穏やかで浜も多少は押し上がっていましたが、奥に進むに連れてなだらかになっていました。(私と相性の良い環境でした)
浜辺には真剣に探している人もいて、その人と少し話をしてから探索に入りました。
相性の良い環境ではありましたが、だからと言って拾えるとは限りません。
右側の奥まで歩いたのですが全くヒスイと出逢えない…。
水平線を眺め「そんな日もあるよなぁ〜」と、歩いて来た道を戻ります(笑)
しばらく来た道を歩いていると、波打ち際の一歩奥に光の膨張を確認!
白い珪石(石英斑岩とか流紋岩とか)かも?、と思いながらも手に取ると曲線の美しい淡緑のヒスイ転石でした!(行きには見付けられなかった(笑))
特に良質のヒスイと言うわけではありませんが、やっぱり出逢えると嬉しいです(笑)
表面が乾くと翡翠輝石がキラキラと輝くタイプだったので、見本としては良い感じです。
サイズも大きい方だし座りも良いので、飾っても楽しめるでしょう。
それとちょっと変わった赤石も拾いました。
このタイプはチャートなのだろうか?、それともジャスパーと言えるのだろうか?
チャートと凝灰岩の混合物っぽいのですけど、割と質は安定しているように思えます。
しかし碧玉(ジャスパー)って感じの一体感は無いような気が…。(玉髄とか瑪瑙とかと同じ質感では無い)
加工しても艶が付き難いタイプなので、見た目が似ている鉱物のようにも思えます。
でも以前に石英に紅が入っているタイプを加工したら、綺麗な品に仕上がったんですよね…。(まぁ、そのタイプの赤石はそれ以降に出逢っていませんが(笑))
変わった石をまとめて解る人に聞いてみるかな〜。(その内に(笑))
萌葱色の綺麗なロディン岩も拾えました。
綺麗な発色で座りも良かったので、磨いてみようかと思います。
ヒスイと間違われやすい石(岩)ですが、この黄緑色が違いを見る目安となります。
途中で釣りを楽しんでいるおじさんと話して、釣果を見せてもらいました。
多くのキス(メギス?)を釣り上げていて、狩猟採取の話で盛り上がりました(笑)
特に印象的だった話は「河川で岩石を壊して、その残骸を川に投げ込む者に迷惑している」と言う話で、ヤマメなどを釣っている最中に邪魔されるのだそうです。
まずは「河川で岩石を壊す」って事に大きな問題があるかと感じましたが、釣り人にとっては「釣りを邪魔される事」の方が大問題のようです(笑)
釣りにしろ、山菜にしろ、鉱物にしろ、狩猟採取の側のモラルが低いと大きな問題になりますね…。
十分に注意して楽しまなくてはならない領域なので気を付けましょう。
海岸を一通り歩いて、赤石(チャート?、凝灰岩?)1個、ネフライト2個、ヒスイ2個を拾えました。
特にヒスイ2個のサイズの差がスゴイ(笑)、拾える通常のサイズは小さい方のヒスイなので、目を凝らして探してみて下さい。(押上海岸での通常のサイズ)
梅雨時期の海でしたが、雨の少ない月だったので楽しめました。
また来月も遊びに行きたいと思います。