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作者の思考
作品紹介
2017年06月21日
今回は編み紐を作ってくれた石川さんとのコラボ作品を紹介します。

まずは繭タイプとして掲載していた垂飾(レラ)と(ノンノ)を目覚めさせました。
随分と長い間、冬眠していましたが、最近仕上がってきた編み紐と合わせて夏らしい首飾りにしてみました。
双方とも明るい編み紐に合わせて、光に満ちている姿を表現しています。

・彩雲の垂飾(レラ)の目覚






・開花の垂飾(ノンノ)の目覚





ここまでしっかりと結び付けたので、繭タイプに戻すのは苦労するでしょう(笑)
でも特に発色の良いヒスイを合わせているので、このままの姿の方が良いように思えます。(お好みの身に付け方で楽しんで下さい!)



次は新作の垂飾、アトゥイ(海)とノンノ(花)です。

今回のアトゥイ(海)は流青のカケラを加工した垂飾ですが、青海の垂飾と同じコンセプトで制作しています。(静と動の「動」を担っています)
こちらは河口の景色を強く宿し、白波と海本来の青が混ざり合う様子を映しています。
青と黒の紐で編まれた男性用の編み紐と合わせ、底知れない海を表現しています。







こちらはノンノ(花)、濃い紫と淡い紫で編まれた女性用の編み紐と合わせました。
紫ヒスイ自体にも濃淡があり、所々に入るチタン石が残雪を想わせます。
これからの時期を彩る紫陽花の開花を感じさせ、夜には更に紫が濃くなります。
不純物が混ざった故の凹凸が多少ありますが、日光下では殆ど見えません。







編み紐を作ってもらえたので、いろいろな品に合わせる事ができます。(感謝です!)
高額な品〜手頃な価格の品に合わせるので、それぞれに楽しんで頂けたらと思っています。
季節ごとに紐の色も選べる(私が)ので、その季節に合った作品に仕上げられるのは作り手として、表現者(芸術家)として嬉しいです。


それとレザークラフト(腕時計)とコラボする用のルースも制作したので、試作が仕上がったら掲載したいと思います。
黒ヒスイは漆黒タイプ(緑混じり)と白黒タイプ(斑)の二種類で、白ヒスイは淡い紫のタイプ、青ヒスイは青銅色タイプ、このルースたちがどんな表情になるのか楽しみです。





私が目指す未来は「表側の愚者」なのか「裏側の隠者」なのかは定かではありませんが、どちらも成り立てば「表側の星」に成るし「裏側の魔導師」に成れるかと思っています。
そして表と裏は表裏一体、どちらにも成れる可能性はありますので、バランス良く進んで行きたいと思っています。(中途半端で終わらないよう注意したい…)

まぁ、光と闇、昼と夜が在るのだから、両立できない道理は無いですね(笑)
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