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作者の思考
ヒスイ日和(水無月の弐)
2017年06月07日
とても良い天気だったので、押上の海岸へ転石探しに出かけました。

風が強かったので「もしや」と思って訪れたら、予想通り海は大荒れでした(笑)
もはや歩く浜が見当たらない…、テトラに波がぶつかりしぶきを上げていました。
多くの人が訪れていましたが、浜辺を楽しむ事はできなかったようです。(でも日本海らしい姿を楽しんで撮影している人も多くいました)





これでは探索になりませんので「梅雨明けに」と予定していた河口へ再び行きました。
今回は前回よりも海側で、川と海とを同時に探索できる場所です。
工事が頻繁に行われる場所でもあるので、少しずつ環境が変わっています。
空には大きな白雲が浮かび、夏らしい景色を楽しめました。(風は冷たかったけど(笑))





川を探索しながら海へ出ました。
ここも大荒れで、大きな波が次々と押し寄せていました。
ちなみに、この画像には後で出逢うヒスイ転石の姿が映っています。(出逢う前に撮影していたのですが、解るでしょうか?)




と、言う事で拾ったヒスイ転石がこちらです。
当初は灰色の部分しか見えていませんでしたが、その灰色の中に僅かに膨張する翠が確認されたので、見た瞬間にヒスイだと確認できました。





急いで取り出した際も隠れていた部分に砂が付着していて、全体を見る事ができませんでした。
しかし海水で洗って見るとビックリ、予想より翠が入っているヒスイ転石でした!
座りも良く飾石にピッタリ、海上がりの特徴を示し触り心地も滑らかです。(同時に川の影響を大きく受けている特徴も見られます)
翡翠輝石は灰色部分は荒く、翠に染まるにつれて細かい翡翠輝石がキラキラと輝きます。

この海辺で「このサイズ」と「このレベル」は初めてですが、これで拾える事が立証されました。(レア度は4.5くらいでしょうか)
川方面でなら、これより良質のヒスイ転石と出逢っていますが、この浜では初めてだったので新鮮な喜びが湧いてきました。
標石までには練られていませんが、見本としては良いヒスイ転石だと思います。

ちなみに親指の爪だけが長いのは、加工の際(切断の際)に便利だからあって、特にネイルを楽しんでいる訳ではありません(笑)


良い出逢いがあったので満足、これ以降は集中力が散漫となり早々に帰りました(笑)
帰り際に恒例の場所を撮影、いつ見ても美しい景色です。




今回は私が「拾えた側」だったのかな〜、同じ場所(時間)に訪れていても拾えない事は普通にありますので、それは「運」だと考えて執着しない事をお勧めします。(きっと順番で回ってくるだろうし)
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