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作者の思考
作品紹介
2017年05月11日
今回は、レザーブレスとコラボした作品を紹介します。
三月に新作として掲載しました「開花のレザーブレス」をベースとして、新たに四色のルースを合わせたレザーブレスを制作しました。

一つ目は「開花のレザーブレス」、初夏に咲く藤を映した紫ヒスイをルースに加工しました。
所々に入るチタン石の白模様が良いアクセントになり、花々の彩りを一層引き立てています。
合わせたレザーブレスは模様少な目のタイプで、特に女性に合うタイプかと思います。





二つ目は「青海のレザーブレス」、凪いだ日本海を映した青ヒスイをルースに加工しました。
底の知れない青色の地の中を濃い青模様が揺らめき、水面や海流を感じさせてくれます。
合わせたレザーブレスは模様多目のタイプで、男性にも似合う仕様にしています。





三つ目は「芽吹のレザーブレス」、残雪の山々の芽吹きを映したヒスイを加工しました。
溶けかけの雪のような美しい白地の中を明るい翠が流れ、再生の季節を感じさせてくれます。
合わせたレザーブレスは模様少な目のタイプで、明るくシンプルな仕上がりにしました。





四つ目は「叢雲のレザーブレス」、うねる雨雲を映したヒスイを加工しました。
透明感のある灰色の地に流れる叢雲模様は荒々しくも優美で、独特の気品を感じます。
合わせたレザーブレスは模様多目のタイプで、ルースとレザーの模様の融合を表現しました。





ゴールデンウィークには間に合いませんでしたが、夏休みには十分に間に合いました(笑)
元々が「夏までに」としてお願いしていたので、急がせてしまって申し訳なかったなぁ…。
忙しい中で協力してくれた青年に感謝です!(連休中に作ってもらいました)

今回は、模様少な目と模様多目のレザーブレスを制作してもらい、発色が明るいタイプは模様少な目に合わせ、暗めだけど模様が魅力なタイプは模様多目に合わせました。
それぞれの好みで選べるようにしており、基本的に左手に付けるよう模様(ルースの模様)を配置しています。(右手でも大丈夫だけどね)
ちなみに、石質のみを言えば「暗めだけど模様が魅力なタイプのルース」の方が良いです。(発色は色が明るいタイプの方が当然良いです(笑))

革素材の詳細は前回同様で「上質な植物タンニン鞣しで、アメリカでは馬具などに使用するほど丈夫な革です。表面加工は、一切していないため使い込むほどに飴色に変わります。経年変化による魅力も、お楽しみ下さい。」との事です!

一応、女性用・男性用と分けてはいますが、どちらも似合う人はいますので好みで身に付けてもらえたらと思っています。(私に明るい発色が似合わないってだけですので(笑))
経年によりレザーが痛んできましたら、レザーブレスを新しくする事も可能です。(有料となります)

前回の一作目を購入して頂いて、コラボした青年も喜んでいました。(当然私も)
喜びを共有できるのは嬉しいなぁ〜、お互いが更なる発展へ向かえるので新たなカタチを生み出す可能性も数倍上がります。

作って行く仲間と支えてくれる仲間、それぞれを大切にして想い描く未来へと進めたのなら、それ以上の幸せはないのかもしれませんね。

次はシルバーアクセかな…、色々と考えながら進んで行かなければ。(不景気だけど頑張ろう)
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