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作者の思考
高浪の池と木地屋の里へ行く(後編)
2016年10月18日
16日は、去年も楽しんだ木地屋の里の「きのこ祭り」に行ってきました。

今年はとち餅を買うため早めに来たのですが、もう行列が出来ていました。
外はキノコとイワナの行列、入口はキノコ汁の列、店内はとち餅の行列で賑わっていました。(とち餅の行列が、一番長かったです…)
とち餅は開店して15分で売り切れ、これで前回に買えなかった理由が解りました(笑)





外を見渡すと、去年よりも紅葉が遅い山々が見られます。
秋らしい景色は楽しめませんでしたが、快晴で気持ちの良い懐かしの風景が広がっていました。




外の釣り堀では、チビッコたちがイワナ釣りを楽しんでいました。
釣果も良く、みんな楽しそうに遊んでいました。(お昼頃からは大人が増えるでしょう(笑))




今年のイワナも良い感じ、早速購入して頭から食べました。
濃厚な味で非常に美味しく焼き加減も最高でした!
ここも一時は忙しく、お爺さんたちがテンパっていた(かなり)ので、しばらくしてから来たのですが、予約などに追われていて購入時も結局テンパっていました(笑)




この後は、ざるそば大盛り(手打ちの)を食べて初秋の木地屋の里を堪能しました。

夏にも祭りがあったのですが、チビッコの自由研究を見ていたので行けませんでした…。
来年は夏と秋の祭りを楽しみたいと思います。


次は逆方向の大網地区へ向かい「つちのいえ」に遊びに行きました。
一度はここに泊まりたい、管理している方とも数年前に知り合って何度か話をさせて頂きました。


以前は青年だったと思っていましたが、年齢を聞いたら私より7歳も年上でした…。
私が老けているのか…、その方が若々しいのか…、その両方かもしれません(笑)

この日は冬に向けて掃除などの支度をしていたのですが、お願いして内観も見せて貰いました。
かなり広く、二階の寝室は15名〜18名は泊まれるそうです。
私に大勢の仲間が出来たのなら、加工体験を兼ねて宿泊したいと思います。
お風呂もあるのですが、すぐ近くに姫川温泉があるので、お客さんは温泉を楽しむのだそうです。(やはり醍醐味は、豪雪の冬でしょうね!)

入口にある容器では、栽培した大豆で自家製の醤油を作っているのだそうです。
これでかなり絞れるそうで、一年は軽く持つ量になるそうです。
改めて大豆の多様性に驚かされました。

いろいろと話せて良かった、人間としての原点の強さ持った人たちなので学ぶ事は多いでしょう。
いずれ「自給自足の初歩」を教えてもらおうかと思います。

夏には悲しい事故がありマスコミで溢れ返ったようですが、今は本来の静けさに戻り、吹き抜ける風が郷愁を誘います。


大網地区に別れを告げて、姫川温泉の足湯で一息つきます(笑)
でも全然熱くない、と言うより「ほぼ水」って温度でした。
源泉を確かめてみるとスゲー熱い、この源泉で何がどうしてこんな温度になったのだろうか?(もしやミステリーサークルか?)




最後に久しぶりの根知周辺を楽しみます。
久々ですが、特に河川モニターをしていた頃と変わりは無いようです。(ここら辺は)




姫川へ歩いて行くと、幾つかの流木が散らばっていました。
まさかここまで増水したのだろうか?、と思ったのですが、良く見ると農業用水?の通路に流木が溜まり、ここの水が溢れたようです。
よってこの流木を片づければ、水や流木が溢れる事も無いでしょう。






途中にトノサマバッタの夫婦を発見!
雌の方が大きく、更に雄はおんぶされています…、力関係が明確に姿に出ていますね(笑)
邪魔しないように静かにその場を立ち去ります。




水神様の祠は、まだ草木に覆われて行く事が出来ません。
秋が深まり葉が落ちる頃、訪ねる事が出来るのでしょう。




姫川の流れは相変わらず美しく、ヒスイ色に輝いています。
あれから幾度か荒れたようで、記憶にある地形では無くなっていましたが、その流れは留まる事無く海へ注がれています。





ふと足下を見ると小さな蛇紋石がありました。
ボーウェナイトとは言えませんが、サーペンティンと言っても良いかと思います。
ヒスイではありませんが姫川の色を宿していて、魅力的な石だと思います。





それはそうと、帰り際に警察官が川へ降りてきました。
事情を聞くと「通報があった」のだそうです。
なんでも「鉱物を壊している」といった類の通報らしく、私も事情を聞かれました。
これが例の職務質問か!、と理解し言い分を聞きました。


その警察官の人が言うには、ここは鉱物を拾ってはいけない場所と言うのです。
え?、私が河川モニターで国土交通省に聞いたのは「河川の活用は基本自由」って事でした。
それを伝えると警察官の人も困惑気味で、「フォッサマグナミュージアムで確認したら、良いのか訪ねられたら基本は駄目と答える」との事でした。

ちょっと意味が分からない(笑)、何故に警察官がフォッサマグナミュージアムに伺いを立てるのだろうか?
警察官が動く理由としては「通報があったから」であり、「動かざるを得ない」のは理解できます。(当人に確認済み)
しかし本当に「それ」が必用だったのは半世紀前なんですよね…、正直、この真っ昼間からデカイ岩石を割ったり、持って行ったりする人(単独の者)なんてもういませんね。(もっと上流にはいるけど)
しかもここは河川敷から本流までが遠いので、デカイ岩石を運んで行く訳が無い。(夜なら別でしょうが)
それが堂々と出来るのは、重機を使って工事している土建屋だけでしょう…。

刑事事件を起こしていない者にとって警察は恐れの対象にはならず、この場合は人間と人間の会話となります。
丁度良かったので「車中泊の事」や「海で潜って探す者の事」も聞いてみたのですが、明確な答えは返ってきませんでした。
河川敷での車中泊は基本的には駄目らしいですが、取り締まったりする訳では無いようです。(しかし高田河川国土事務所の糸魚川出張所に訪ねると、駄目と言う訳では無いようです)
海岸での鉱物採集は良いようですが、潜っての採取はフォッサマグナミュージアムに聞いて欲しいとの事でした…。

フォッサマグナミュージアム(学芸員?)が駄目だと言って、そこに法的拘束力が在るのだろうか…。
ヒスイが国石となった事で厳しくなったのでしょうが、国石だからこそ国のルールが優先されるのでは無いだろうか?
そして私が知る限りでは「河川の活用は基本自由」、「鉱物の破壊」や「大な岩石の持ち出し」や「大量の石の持ち出し」は禁止されていますが(って言うか当たり前だけど)、ルール内であれば楽しんで良いはずなのですが…。
新たに国でルールを作ったのかも確認したのですが、そう言う事でも無いようです。

それに通報した者にも疑問が残る…。
と言うのも、素人の偽善(妬み含む)なのか、本当の盗掘者の仕業なのか、が疑問です。
前者は詳しく説明する必用も無いでしょうけど、簡単に言えば「歪んだ共産思想」が原因です。

しかし問題は後者、これは昔から行われている事なので珍しく無いのですが、原石を販売する者たちにとって、趣味で原石を拾う人たちは商売上邪魔な存在となります。
なぜなら「自分の延命の種」を拾われてしまうのですから…。
そこで警察を使います、「通報されたら動かざるを得ない特性」を利用し、同じ原石売り(原石拾い)を排除しようとする訳ですね…。
これは普通に行われている事で、去年も仲間割れの末に同じように警察に通報したようです。

本当に規制しなくてはならない相手に使われる、何度も何度も繰り返して…、それが現在に至っているのは事実です。
まぁ、警察だって馬鹿では無いので、その辺は認識しているのでしょう。
しかし通報される度に現場に来て同じ問答を繰り返していては、ガキの使いになってしまいます。
しかも疑問に対する答えを持たないのであれば尚更不毛、逆に可愛そうになります。
今後、糸魚川の警察は「この類の事を通報した者の素性」も調べる必用があるでしょう。(通報者と一緒に現場へ行くとかして誰なのかを確認する必要がある)

私の他にも川へ降りている人が数人いて、その内の誰かが破壊をしたのだろうか?とも考えたのですが、そんな音も聞こえませんでした。
バールを持っていた人は遠くで見かけたので、それは注意しても良いかと思います。(バールで岩石は壊せないけど、常識的な姿では無い)

そう言えば海で知り合ったお爺さんも、警察に訪ねたら「重機を使わなければ良い」と言われたようです。
誰が趣味に重機を使うのだろうか…?、なんであれ「禁止では無い」って事なのでしょう。

最終的に警察官の人も「お騒がせして申し訳ない」と言って帰って行きました。
別にその人が騒いだ訳ではないので問題無いですが、規制が必用なのは土建屋(下請け含む)だし、もっと別の領域にも隠れ潜んでいる事も知っている人は知っています。(結構有名な話だし(笑))

でもそこを掘り返せば糸魚川に立つ瀬が無くなるのでは…。(自爆したいのだろうか?)

解った事は、この昔から続く案件(問題)に警察は「仕事として深く関わって来なかった」って事です。(事件じゃないし、明確な答えも用意されていなかったので)

これからの糸魚川には、ある程度明確なルールが必用となるのでしょうね。
河川の要所にルールを掲示したデカイ看板を立てると、より解りやすいかと思います。(基本はどこの河川とも同じルールなのですが)

でも本当に認識すべきは「綺麗すぎる水には魚は住めない」って事で、生物で在る以上、多少の濁りを許容できなければ生き物としての未来は閉ざされる事でしょう。(特に人間は、その規模とバランスが難しい…)

最後の最後で訳が分からなかったけど、色々と楽しめて良かったです(笑)
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