2016年09月27日
またまた転石探しを楽しみました。(創作活動もしてるよ(笑))
今回は青海の須沢海岸を久しぶりに探索しました。
この日(17)も台風の影響からか不安定な天気でしたが、不思議と海は荒れておらず非常に探し易かったです。
まずは左側から探します、こっちは大きめの石が多いので良質の玉髄やロディン岩も狙えます。

緩やかな波を見つめながら100mくらいを歩き、まずは面白い模様と形の薬石1個、ロディン岩2個、白と緑の石英2個を拾いました。
暗くて見づらい環境でしたが、その分、波が穏やかだったのが幸いでした。

卵型の薬石(石英斑岩)は流紋岩の部分もある感じですが、所々に石英が抜け穴が開いているので薬石として呼んで良いかと思います。(庭に飾るだけだから、どっちでも良いけど(笑))
大きなロディン岩は、明るい翠ではなく緑の発色を示し、石質が良いので加工に向きます。
白い石英は荒いですが、緑の石英は加工に対応可能かと思います。
ちなみに個人的な意見ですが、石英斑岩と流紋岩の名前から受けるイメージが逆のように思えるのは私だけではないでしょう。(薬石は流紋岩の名称の方が合っているかと(笑))
そう言えばクロアゲハとカラスアゲハも然りって感じするなぁ…。
まぁ、それはそれとして、今回は非常に良質な玉髄とも出逢いました!
それがこちら、上部が水晶で下部が瑪瑙となっている玉髄です。
きっと川擦れや海擦れが無かったら、そのまま標本として飾れたかと思います。
水晶部分は短い剣水晶であった痕跡がみられ、氷のような景色を宿しています。


天気が悪く光源も弱かったですが、それでも美しく透過しました。
これは異玉を作るのにピッタリ、ヒスイでは無いけど良い作品になるでしょう!


はやる気持ちもありますが異玉は自由に作れますので、私がジジイになってからでも加工可能なので焦る必用は無いかと(笑)
とにかく、このレベルの玉髄が糸魚川に在る事が経験で確定しました。(私の中で)
キツネ石も発見!、石英部分が多いタイプですが磨きは難しいでしょう。
それならそれで活用できそうなので、とりあえず集めてみます。
故郷に遊びに行けば、この石でチビッコが喜ぶのは間違いないです(笑)

次は右側の探索です。
左側よりは波がありましたが石が小さくなっていて、より探し易くなりました。
姫川と合流する場所では、川で魚釣りをしている人達が大勢いました。
それぞれに糸魚川の川と海を楽しんでいるようです。(ほとんどが県外者なのでしょうけど…)


こちらでは淡緑の石英1個、ロディン岩1個、ヒスイ1個を拾いました。
ヒスイよりロディン岩の方が綺麗ですが、内に宿る美がヒスイには在るので惹きつけられます。

今回は、こんな感じでした。
押上海岸とは違った出逢いがあるので、たまには他の海岸を歩くのも楽しいです。
しかも作品を加工可能な玉髄を探していたので、求める存在と出逢えた事を感謝しています。(神(自然)に感謝です!)
更なる出逢いを求めて、今後も探求して生きたいと思います。
そう言えばヒスイが国の石に認定されましたね!
まぁ、遥か古代から国の石だったし、そもそもに「神の石」なので早くそれを認識した方が良いでしょう。(要は神と接するには礼儀(ルール)が必要不可欠と言う事です。)
模倣(便乗)と量産を繰り返し消費する事だけしか出来ない者達が「未来を語るな」と言いたい、徒党を組むだけで継続が可能ならばローマ帝国だって滅んではいないのですよね…。
それに気づかなければ「日本人の特権」までも失う事になるでしょう。
規模とバランス、そして創造、これからの未来を形作る「それぞれのカケラ」を、各々が集めて生きる事が求められる時代と成って行くのは間違い無いでしょう。(よって適応できなければ滅ぶだけです)