2016年06月21日
気分転換を兼ねて安曇野と木地屋の里へ遊びに行きました。
まずは安曇野です。(6/6)
ちょっとした所用を済ませ、懐かしい風景の中をドライブしていたら有明神社に行き着きました。
ここら辺は登山口の近くでもあるので、大きな鳥居があちこちにあり信仰の強さが見られます。
とりあえず神社の入口を撮影、昔にも来た事があるのか、かすかに記憶にある風景です。
ここで驚くのは緻密な彫刻の数々で、まさに職人技です。
この労力を想像しただけで立ち眩みしました(笑)
本殿も立派で、神の住まう場所としての品格を感じます。(そういった説得力が在るって事です)
きっと本来は「神(自然)の領域への入口」、そういった存在なのだと認識できるように建てたのだと思います。
里の滝なるものも発見、しかし滝と言うよりは…って感じです。
不動滝と比べると雲泥の差ですが、ここに「妙見」の意味が在るのかもしれません。
とにかく最初に思った事は「サワガニがいそう」って事で、探したくなりました(笑)
かつての懐かしい風を感じて故郷の匂いに癒されましたが、糸魚川の環境になれたのか異常に目と鼻が乾燥し、更に強めの太陽光線を受けて皮膚が痛かったです。
昔は耐性があったのでしょうが、今はその耐性も衰えすっかり新潟の環境に慣れていました。
「故郷は心に在る」と言いますが、その一端を感じたように思えました。
改めて糸魚川の良さ(自然環境の良さ)も感じる事ができたので、良い気晴らしになりました。
次は木地屋の里です(6/12)
ここは長野県の気候に近く、高原の風を感じる事ができます。
この日は「タケノコ祭り」だったようで、それなりに賑わったようです。
私は午後に行ったので、祭りの賑わいは終わりを迎えようとしていました。
山竹の子は既に完売していましたが、イワナはまだ残っていました。
とりあえず一匹を購入して食べました。(とても美味しかったです)
このサイズだと頭から全部食べられるので、イワナの本来の味を楽しめます。
普通に5匹くらいは食べられますが、値段が安くはないので我慢しました(笑)
その代わり盛り蕎麦の大盛りを食べたので満足、蕎麦も信州蕎麦に近い味です。
地元のお爺さんの話では、ここは昔から長野県との交流の方が多いとの事でした。
そのお爺さんの話す方言も信州の方言だったので、普通に信州人って感じです(笑)
お爺さん曰く「国尻と言う地名があるので、昔は大所川を境に信州だったのではないか」との事でした。
なかなかの説得力、昔から住んでいる人の話と昔の人が付けた地名、これは納得するしか無いでしょう(笑)
それに反対側の大網も長野県なので、ここが信州の文化圏だとしても不思議ではないですね。
ここの暮らしは楽ではないでしょうが、郷土愛を感じられる場所です。
更に上に行くと蓮華温泉に行くのだそうです。
今年は雪が少なかったようで、いつもより山開きが早かったと言っていました。
生きるのに疲弊したら、また癒しを求めて訪れたいと思います。
自分よりも大変な暮らしを豊かに過ごしている人達を見れば、前に進む勇気も湧いてきます。