2016年06月17日
提出した河川モニターの返答をもらいましたので、お知らせします。
大野付近(河口付近も含む)の返答です。
「5月の前半は強風の日もありましたが、全体的には比較的穏やかな日が続いたのではないでしょうか。
ゴールデンウィーク明けから本格的に最終準備を進めて参りました姫川・関川総合水防演習については、予定通り5月21(土)に59機関、約2,600名の参加により開催する事が出来ました。ご多用のところご臨席を賜り誠にありがとうございました。
私見となりますが、当日は天候にも恵まれた中で、早朝から約半日の演習が滞りなく実施できた事に安堵し、また、所期の目的を十分達成できたのではないかと考えております。特に地元消防団に実施いただいた水防工法訓練を拝見し、機敏で統率のとれた行動で、日頃からの訓練成果が遺憾なく発揮されており、姫川の防災体制を担う者として非常に心強く感じた次第です。
また、関係者の皆さま方におかれましても、準備段階から演習までの間にご尽力を頂いた事を心より感謝を申し上げます。
6月に入り本格的な出水期を向かえました。今年も何事もなければ良いのになぁと願うばかりですが、急峻な地形を流れ下る姫川はひとたび暴れだすと大きな被害をもたらします。更に気を引き締めて有事に備える万全を期して参ります。
ご報告いただいた異形ブロックの残骸につきましては、6月7日に現地確認を行って参りました。露出している鉄筋や細かなコンクリート片については危険であると思われましたので、早急に撤去したいと考えております。
なお、異形ブロック等の残骸は、諸般の事情から流失したもの全てを撤去することが難しいため、管理上支障にならないものは存知しているのが実情です。今後、良案を模索して参ります。」
との事でした。
姫川・関川総合水防演習は無事に訓練を終えたようです。(私は立ち寄って見ただけですが)
見せる事を目的とした訓練の完成度が高いのは当然ではありますが、日々の錬磨が有事の際には役に立つのも事実なのだと思います。
現代は消防団自体の存在意義が疑問視されていますが、糸魚川が必用としているのなら訓練に励むのが良いのだと感じました。
もっと実践で役に立った実例をアピールすれば、必用なイベント兼演習だと認識されるかと思います。
自然に対して人間がやれる事には限界がありますので、現実としては「事前の準備」と「事後処理」が最も効果的なのだと感じます。
何であれ安心感には繋がりますので、今後も必要となる演習なのでしょう。
梅雨の時期となりましたが雨があまり降らず、夏の水不足を心配する地域もあるようです。
姫川も去年よりは水が少なく、これから大雨が続かない限りは例年のような大荒れにはならないかと思われます。(雪も少なかったので、雪解け水も少ないのは確実でしょう)
川原や河川にある異形ブロックですが、コンクリート部分は危険度が低く感じますが、鉄筋には高い危険性を感じます。
コンクリートの強度を増すための鉄筋ですが、壊れてしまった後は凶器になりかねません。
今は苔などで河川が滑りやすくなっているので、転んだ先に鉄筋があったら大怪我もあり得ると思われます。
一番は近寄らない事なのですが、河川の活用を推進するのなら「それらの処理」も考えるべきでしょう。(ブロックを残して、出ている鉄筋を全て切断すれば良いかと…)
鉱物を破壊する者がいるのだから、鉄筋も一緒に破壊してくれたら良いのに…、とも思います(笑)
前から思うのですが鉄なので再利用は出来ないのだろうか?、それらを買い取る場所があれば小遣い稼ぎに拾う者も出てくる気がしますが…。(そういえば、一時期は銅線が盗まれ中国に売られる事件がありましたね)
何であれ、お金を絡ませ無くては物事が進まない世の中となっているので、それを含めて考える必用があるのでしょう。(要は財源の確保ですね…)
流木より処理しやすい素材だと思うのは、私だけなのだろうか?