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作者の思考
河川モニター(5月分)
2016年05月31日
早くも初夏のような陽気となり、生き物たちも活気づいているようです。
山菜は早めに旬を終えてしまい残念ですが、山頂付近はまだ春を残しています。
しかし高齢化が進み、山菜採りの為に山頂付近へ登る人も少なくなり入手困難となっています。
6月はウドブキの季節なので、食べられる事を期待して待ちたいと思います。

今回は根知周辺の報告です。
この日も暑く、鮮やかな草花が輝くように育っていました。
道路の温度計は23度となっていますが、体感温度はもっと高く感じました。(撮影後、すぐに24度になりました(笑))
ちなみに上の電光掲示板には「安全運転で…」みたいな文字が映っていましたが、この角度だとハッキリと見えません。(走行する車を対象にしている掲示板なので関係ないですが(笑))
吹き抜ける風は涼しく、川で遊ぶには良い環境となっていました。





以前に報告したコンクリートの残骸がありました。
処分するとの事でしたが、まだ準備に時間が必用なのかな?
これはゴミと同じ存在なのでしょうが、以前は姫川の洗掘を防いでいた存在です。
ですが、危険性は普通のゴミよりは高いかと思います。(近づけばの話)




しかし、それよりも私の目を奪うのは「川原に群生する花々」です。
ナデシコ(カワラナデシコ)だろうか?、マゼンタの絨毯のように広がっています。
接写してみたのですが、風が強めに吹いていたのでピンボケしてしまいました…。(良く見るとナデシコでは無いように思えますが…)
まぁ、これで心地良い風を感じて貰えたら幸いです(笑)





水神様の大岩も緑に覆われ、近づく者を寄せ付けません。
登り口も植物が生い茂り行く手を阻みます。
強引に通れば祠へ行けますが、今の時期は祠へ行かず大岩に挨拶するのが良いようです。
土足で踏み込めば守護者(植物や昆虫や蛇など)の餌食になります(笑)





姫川は穏やかで、多少の濁りはありますが美しく流れています。
遠くの山々は霞がかり、幻想的な風景を見せてくれます。





堤防も損傷した形跡は無く、特に問題は無いようです。(遠くにはマゼンタの絨毯が見えます)
ここでも気になったのが、目が覚めるような黄色い花々です。





ブロックの後ろの堤防(土手?)には、黄色い花々が群生していました。
黄色いコスモスにも見えるのですが、詳しくは解りません。
まぁ、人の世の名前は分かっても真なる名は解りませんので、その美しさを素直に愛そうかと思います。(でも人の世の名前も知っておいた方が良いな…)
道路際では銀色に輝く…「猫じゃらしみたいなの(笑)」と、一緒に風に揺れていました。
この時期でしか見られない美しい風景なのだと思います。




ここで思うのは「花の事は、あまり詳しく無い」って事です(笑)
これではサクヤヒメに怒られる…、でも鉱物好きなので姉のイワナガヒメには愛されそうです。(主にサクヤヒメは木花(桜)を象徴する女神ですが、花全般に本質が宿っていると感じています)
私はこの二人を同時に愛しているので、人間だったら二股になるのでしょうが、どちらも片思いなので問題は無いでしょう(笑)
気を付けるべき事は向かい合う姿勢、それを示せば神々(自然)の寵愛は受けられる筈。(花や鉱物が美しいのは当然、それを映す者が美しく在らねば便乗しているだけになる)

と、自分に都合の良い言い訳をしながら、河川モニタ−を終えました(笑)



場所は変わって、21日に河口で行われた水防訓練を撮影しました。
それなりに大規模で訓練が行われていて、たくさんの人々が参加・見物していました。
色々な機関との連携もあったようで、何基かのヘリコプターが朝から飛んでいました。


正直な話、この手の訓練は散々やりましたので私としては珍しく無かったです…。
見て感じた事は、あの頃の楽しかった事や辛かった事を思い出しただけ(笑)
懐かしさを感じはしましたが、訓練内容や機材・車両を見ても新鮮さが無く、これは一般の人に向けた訓練兼イベントなのだと理解しました。
子どもは大喜びするかと思いますので、優先的に連れて行ってあげると良いかと思います。

訓練する側の苦労は共有できましたが、それも「給料の内」と言い聞かせていたので参加者も当然の業務として取り組んでいたと思います。(本番なら「人命の為」として最前を尽くすでしょう)


近くの奴奈川の公園では、ピンク色の小さな花々が群生していました。
これが今月初めての「花の絨毯」との出逢いで、慎ましい美しさを感じました。
やはり私は、訓練を見ているより花を見ている方が好きだなぁ〜(笑)
あれだけ人がいるのに見向きもされない…、でもそこが惹きつけられるので不思議です。




これから梅雨に入り憂鬱な季節になるかと思いますが、そんな中でも美しく在るものを見出して、その感動を活力として創作に励みたいと思います。

姫川も本格的な雪解けを向かえ雨水と雪解け水とで大荒れするかと思いますので、6月は慎重に川遊びをして下さい。(例年よりは荒れない可能性がありますが、油断大敵です)
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