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作者の思考
河川モニターの返答(3月分)
2016年04月12日
提出した河川モニターの返答をもらいましたので、お知らせします。

根知付近の返答です。










「すっかり春の陽気となりました。姫川の桜づつみのつぼみも徐々にふくらんでいるようです。フキノトウやツクシなどの野草も徐々に上流に向かって春を告げているのでしょうか。また新しいシーズンの始まりを感じています。
 今回モニターしていただいた根知周辺の整地したように見える箇所はコンクリートの材料となる蓄積土砂を採取した跡です。外観上、整地したように見えますが、川原が広くなっただけです。また、このとき土砂の中に埋もれていた壊れたブロックなどは使えないため、現地にまとめてありますが、ブロックには鉄筋が絡まっておりますので早々に撤去したいと思います。
 写真の祠は「水神様」でしょうか?姫川沿いには水神様の石碑や祠がたくさんあります。大水害の伝承が守られているのでしょう。はん濫や渇水などの歴史を感じるところです。
 暖かくなってくるとご報告のとおり融雪出水に警戒が必要となります。今年は2月に異常に暖かくなって出水が発生したりと毎年出水パターンが違うようなので、山の雪が無くなるまでは天気予報を見ながら出水に備える日が続きます。出水のたびに川底の洗掘や堆積土砂の浸食箇所などの把握に努めておりますが、お気づきの箇所があればご報告頂きたいと思います。ただ、危険な個所も多々あろうかとは思いますので、身の安全確保を第一にお願いします。

 私事ですが、4月より新潟市方面へ異動となりました。わずか1年の在任期間でしたがいろいろなことを勉強させて頂きました。心残りも少々ありますが、糸魚川で得たものを糧に新任地でもがんばりたいと思います。1年間ありがとうございました。」


との事でした。


丁度先日、桜づつみの桜を楽しんだところです(笑)
11日は急激に温度が下がり、また冬に戻ったかのような天候でしが、桜を長く楽しめる事を考えれば「それも良かった」と思えます。(自然相手は前向き思考が基本です)
美山公園の桜は去年よりも素晴らしいようで、訪れる人たちを満開の桜が祝福しているようです。
まさに春真っ盛り、多少の事は自然風景が癒してくれる恵の季節ですね。

根知周辺では頻繁に蓄積土砂の採取をしているので、川原の面積が広くなってきました。
作業上の行程で整地されるようなので、それを活用しても面白い気がします。
夏になれば草花も育ちますので、昆虫を探すには良い環境になるかもしれません。
確かに鉄筋まみれのブロックは危険なので、撤去した方が良いですね(笑)

大野周辺にも祠があるので、同じく水神様の祠なのでしょう。
小滝へ向かう道路沿い(田んぼの中)にも巨大な岩石の上に祠があります。
古くから存在するものは必ず意味のある事なので、その誕生理由や存在理由を忘れずに伝えなければならないかと思っています。
個人的にもっと詳しく調べてみようかと思います。

現在は雪解けが始まり濁流となっていますが、川幅を大きく変えるほどの流れではありません。
これを機に鉱物探し(って言うかヒスイ探し)をする人も増えますが、川の水が濁り過ぎていてなんにも見えません(笑)
増水で川も渡れませんので、歩ける部分で探すのが限界でしょう。
それでも運が良ければ出逢えるので、その規模に合わせて楽しんでほしいと思います。
新たに洗掘や堆積土砂の浸食箇所があれば報告したいと思いますが、糸魚川は長い年月かけて姫川を整備しているので、新たに仕事として発注できるような整備も無い気がします。
土建屋さんは違った方面の仕事も、ある程度は開拓していく必用があるのでしょうね。(既に挑戦しているようですが)

また担当の方が変わりますね…。(公務員の宿命か…)
この1年の間で、糸魚川を楽しむ事が出来たのでしょうか…、もし気に入ったのなら退職した後にも遊びにきてほしいものです。
今は「稼ぐ事」から逃れる事は叶わないしょうが、それから開放されたなら姫川を違った目線で楽しむ事ができるかと思います。(堤防がどうとかの話じゃなくて)
それまでは心新たに新天地で頑張って下さい!、有り難うございました。
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