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作者の思考
作品紹介
2016年04月07日
今回は鳳の羽の首飾りと、白翠ヒスイの首飾りを制作しましたので紹介します。

まずは鳳の羽の首飾りです。
強い発色を示す紫ヒスイの一部分からルースを制作し、羽根型のシルバー枠に合わせました。
スエードの紐にメタルパーツとウッドビーズを通し、首飾りに仕上げました。




華やかな発色が開花を想わせ、羽根が心も体も身軽になったような感じにしてくれます。
金枠はシルバー925で作られていますが、表面をロジウムでコーティングしてあるので酸化による変色はありません。(酸化を好む人には向かないです(笑))





紫ヒスイである事や裏面が空いていない事もあり光を透しませんが、光源によって紫色の濃淡が若干ですが変わります。(昼と夜が一番変化する、って当たり前か…)
太陽光での輝きと、蛍光灯での輝きの両方を楽しんで貰えたらと思います。





次は白翠ヒスイの首飾りです。
白地に明るい翠が映える部分をルースに加工して、楕円型のシルバー枠に合わせました。
こちらもスエードの紐にメタルパーツとウッドビーズを通し、首飾りに仕上げました。




雪解けの芽吹を想わせる景色を映し、物事の始まりと成長を感じさせてくれます。
同じく表面をロジウムでコーティングしてあるので酸化による変色は無く、シンプルなデザインなので、どんな服装にも合うかと思います。





こちらは枠の裏面が空いているので、光を受けると生命色に輝きます。
この膨張する蛍光色が、これから本番をむかえる再生の季節の訪れを告げています。





どちらも春らしい作品となったかと思います。

ペンダント用のルースを加工する場合、特に強く発色している部分を選んで加工する必用があります。(なかなか無く難しいです)
更に景色を映す模様の方向も考えながら加工し、ヒビ(非なる美)なども避けて制作するので結構気を使います(笑)

一色タイプなら楽なのですが、そこには「躍動する景色」が無いので面白くないんですよね…。(一色タイプでも、強く発色している部分を優先しますが…)

なるべく自然風景を映しているヒスイを優先して、身に付ける人の記憶を呼び覚ますような作品を作って行けたら最高です。
それには作る側が「自然風景そのもの」を、ちゃんと見て憶えておく必用があるりますね(笑)

私の記憶にある「自然との思い出」を共有できたのなら、異なった人間であっても解り合える領域がある証拠になるでしょう。(私にとって)

それは私にとって「大きな救いとなるのだろうなぁ〜」って思っています。(精神的にも経済的にも(笑))

キーホルダーやピアスも作ってみましたので、近い内に紹介します!
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