2016年01月15日
提出した河川モニターの返答をもらいましたので、お知らせします。
根知付近の返答です。






「今年は今のところ雪が少なく暖冬のようです。家の周りの雪かきをしなくても良いのは助かりますし、河川の工事も予定を上回りはかどっていますが、雪が降らなくて困っている所もあると思います。このまま雪が少ないとイノシシの数が増えるなど、動植物に影響が無いか心配です。逆に春までに帳尻あわせのドカ雪が降るのではとも心配しています。
工事現場についてですが、護岸は川底が洗掘を受けた場合でも護岸の基礎が壊れないよう現状の川底より深く施工しています。現場は作業員が安全に施工できるように配慮していますが、一般の方が立ち入った場合、思わぬ危険が及ぶこともあるかも知れません。そのため簡易な柵の設置や危険表示看板で注意喚起していますが、お気づきの点があれば報告をお願いします。
姫川で冬に変化が厳しい場所といえば、冬期の出水はまれなので洪水の心配は小さいですが、河口部での波浪による堆砂が問題となります。姫川の場合、これらの砂は春の融雪出水で無くなるので、差し迫った問題が無い限り手を付けません。我々にとっては、海からの有り難くない贈り物ですが、浸食されるより堆積のほうがましと有り難くあずかっています。」
との事でした。
1月の前半は暖かかったですが、中盤となり本格的な寒さが訪れました。
しかし平地(まちなか)で積もる程の雪ではなく、雪かきの心配はありません。
雪がなくて困るのはスキー場なのでしょうが、その経営は雪があっても正常に成り立たせるのが困難のようで、維持するために多くの公的資金が投入されているようです。
在れば重荷、無ければ退屈、需要と規模のバランスを考える必用があるのかもしれません。
暖冬でイノシシやシカが増えるのは、古代ならば大歓迎だったでしょう。
古代から冬は「命をかけて耐え抜く季節」なので、暖かい事は神の祝福と受けとった事でしょう。(しかも食料となる獣も増えるし)
いつの頃からか人間は、「食料を大量に廃棄する意味不明の存在」と成り果てました…。
狩猟採取ができない、農耕もできない、人の褌で相撲をとる事を追い求め徒党を組んでピンハネに必死になる、それが当たり前となる事で人としての基準は壊れて行くのだと解ります。
人間が増え過ぎる事でのデメリットは、この程度では治まらないでしょうね…。
2月後半〜3月にドカ雪となりそうな雰囲気です。
こればっかりは自然の事なので、人間にはどうにもできませんね(笑)
道路の除雪も土建屋にとっては冬の大切な稼ぎとなるので、困る人だけでもないでしょう。
工事現場は刑務所レベルの柵をしない限り、入る者はいます(笑)
これは自己責任なので、現状の注意喚起のレベルで良いかと思います。
管理責任を問われるような事故は起こらないかと思いますし、仮に起こっても恥ずかしいので大事には成らないように思えますが…。
波浪による堆砂は、ヒスイを拾う人達も迷惑しています(笑)
砂ばかり上がっていて「肝心の転石が見当たらない」って事は少なくありません。
こういった場合は小砂利となったヒスイを探すしかありませんが、それを集めて小瓶に入れて飾ると素敵な思い出の品となります。
冬の海は波が強く危険なので、無理せずに楽しみましょう。
常連に話を聞くと「毎年一人二人はいなくなる」と言っていて、その言いようが面白くて笑ってしまいましたが、現実としては笑えないですね。
ですが冬の登山にもあるように、そこで命を終えられたなら当人としては本望なのかもしれません…。
こういった考え方は人間だけなのでしょうね…、生物としての欠陥がありますが、存在としては別の領域を持っている、つくづく面白い生き物だと感じます。
ちなみに私は生物として、冬は冬眠できる能力が欲しい(笑)
休息と停滞が混同する冬を楽しく乗り切る術を、誰かから学べたら良いのになぁ〜。