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作者の思考
転石の初拾い
2016年01月04日
元日に海へ転石を拾いに行ってきました。
いつもなら雪が降って寒い季節ですが、今年は気温が高く絶好のヒスイ日和でした。
何と言っても海が綺麗、日本海を知ってしまうと太平洋側へは行きたくなくなります(笑)




波は荒れていましたが大荒れではなく、ギリギリ浜辺を歩く事が可能でした。
しかし油断は禁物、時々大きな波がテトラまで打ち寄せてきます。
耳を澄ませて波の音を聞き、細心の注意をはらって歩きました。
天気も不安定で、上越方面は灰色の雲に覆われていました。(夕方になるにつて水平線も曇ってきました)





良い波ではありましたが、状態とは反比例してヒスイはあまり上がっていませんでした。
ようやく、一つの転石と出逢った事で安堵します(笑)
このタイプは山系のヒスイと思われ、肌が少し粗い事から海での研磨期間が少ないように思われます。
磨けば艶が出やすいタイプなので、研磨期間が長ければもっと艶やかな姿の筈、最近に川から海へ流れ出て打ち上がってのでしょう。(多分)



この転石は標石(標本になる石)とは言えませんが、黒や淡い翠が入っているので加工しても面白い品ができそうです。
一度海へ戻して、数年後に出逢えたら研磨も進んでいるのでしょうが、それは不可能なので現状で活かす方法を考えたいと思います。(勿体なくて手放せないし(笑))

初詣は人の伝統文化ですが、生物的な本能で海(生命の母)へ向かうのも「大切な一つのカタチ」なのかもしれませんね。
しかもヒスイと出逢える可能性もあるので、糸魚川は(越中宮崎も)一石二鳥な気もするなぁ〜(笑)


ともあれ年初めにヒスイと出逢えて良かった!
幸先も良いので、今年も充実な年になる事を願い活動したいと思います。
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