多くの人の“大切なわたしのかけら”となることを願いまして…
ホーム作者の思考今年の夏も甥と遊ぶ
作者の思考
今年の夏も甥と遊ぶ
2015年08月07日
今年の夏もチビッコ(甥)が遊びに来ました。
上の子は高校生となっているので遊びに来るのは、もうこの子が最後になるでしょう。
でも後数年はあるので、私が父に教わったように勉強と遊びを教えたいと思います。
(勉強は私の幼い頃より頭が良い子なので、全く苦労しません(笑))

まずは海に泳ぎに行き、海での楽しみ方を教えます。
プールとは違うので、シュノーケルの使い方を教えて海の中を楽しみます。
初めは怖がっていて思うように行きませんでしたが、やがて慣れて「水中で呼吸が出
来る事」を認識したようです。(去年も教えたのですが、一年経つと忘れてしまうよ
うです)
シュノーケルにより常に肺に空気が入るので体は浮き、過剰な恐怖心は無くなります。
ただ油断すると非常に危険なので、常に子どもを見守る必用があります。(チビッコ
は調子に乗りやすいので、一つ一つを傍らで教えて行く必用があります)
ちなみに、一緒に泳ぎながら教えたので、私の背中が日に焼けて後が大変でした(笑)


次の日は、昆虫採取を楽しみました。
前回の轍を踏む事の無いよう足下に気を付けていたのですが、先日の海水浴で疲労し
ていたのか、また転んでしまいました…。
しかも階段だったので、一つ間違えば大怪我をしていたのですが、そこは華麗?な受
け身をとって被害を最小限にしました。(自己満足です(笑))
足をひねり崩れ落ちる寸前に前転をして、なんとか骨折は免れましたが軽い捻挫っぽ
くなってしまった…。
始まって早々、何をやっているのだか…、甥には「わざと転んだように見えた」と言
われ、前転をして骨折を回避した事を教えましたが理解はできなかったようです。
(まぁ、階段で前転するなんて理解できるはずもないですね(笑))
でも前回のように「無様」と言われるよりは良かったかな〜。
とにかく足をひねった激痛で立ち眩みして、数分は情けない姿を見せてしまった…、
これは「反面教師として学んでくれって」事で良しとします(笑)

こんな格好の悪い事で終わる訳にはいきませんので、強引に昆虫採取を続行しました。
早速、オニヤンマを捕獲するべく池に向かいます。
足のハンデ(勝手にコケた)はありますが、そこは経験と勘で補います。
何度かオニヤンマと正面から勝負して、連続技(笑)によって捕まえました!


まだまだ錆びてはいない、と満足しつつ久々の美しい姿を確認します。
いつ見ても美しく、その目はロウカンそのものです。
王者の風格を漂わせ、力強く私の指を振り払おうとしてきます。
これで甥も、少しは見直してくれた事でしょう(笑)

弱らないよう急いで撮影をして逃がし、新たな勝負に突入します。
今度は女王であるギンヤンマに挑みます。(オスなんだけどね(笑))
オニヤンマと違って警戒心が高く、なかなか近づいて来ません。
捕獲数も幼い頃から数えても少なく、かなり難易度の高いトンボだと感じています。
(私の経験則として)
何度かチャンスがあったのですが、あざ笑うかのように「ひらり」と回避を繰り返し
捕まえられる気配がありません…。
これだけの身軽さがあれば私も足を痛めずにすんだのに…、と関係の無い事を感じな
がら数時間粘りましたが、どうにも捕らえる事はできませんでした…。

この炎天下の中で私の方が真剣になっていて、甥は少し飽きていたようです(笑)
熱中症にも気を付けなくてはならないので、ここら辺で諦めて午後に海へ向かいまし
た。
足を痛めてしまったので一緒に泳ぐ事はできず、私は海岸でヒスイを探しながら遊び
ました。
その甲斐があってかヒスイを数個拾えたので、文字通り「転んでもただでは起きない
日」となりました(笑)
甥は憶えたてのシュノーケルで浅瀬を楽しんでいて、満足な海水浴になったようです。


この日の夜に甥とギンヤンマの捕獲作戦を考えて、次の日を待ちます。
作戦と言っても二人で網を持って狙うだけでなので、たいして意味がありませんけど
ね(笑)
とにかく感じたのは「ギンヤンマに正面から勝負するのは不可能」と言う事で、狙う
のは「縄張り争いをしている最中だ」と言う事です。
ほとんど近づいて来ないし、近づいてきてもあの機動力は尋常じゃないです。
ここは卑怯かもしれませんが、違う事に目を奪われている最中に狙う事にしました。


その結果、何とか捕獲に成功しました!
やったー!、実物をこんなに近くで見るのは何年ぶりなのだろうか…。
ギンヤンマは目も綺麗ですが、尾の付け根の「目が覚めるような水色」が一番魅力的
です。
苦労した甲斐があり、甥も喜んでくれました。(生きている姿を近くで見たのは、初
めてのようです)

来年は「ウチワヤンマに挑戦しよう!」と、二人で約束して甥は帰宅しました。

カブトやクワガタが人気がある中、トンボの美しさと捕獲する楽しさも憶えてくれる
と嬉しいです。(トンボ捕りは動体視力も良くなるし、気配の調整も憶えるし、機敏
さも養われます)

何よりも一人で楽しむ事が可能なので、独創性も養われる事でしょう。(多分)
慣れるまでは大変ですが、その分、捕まえた時の喜びはとても大きな感動になります。

実際問題として、もっと網が大きく長いのを使えば難易度は下がったのでしょうが、
そういったプロ仕様?の網が見つからず、100円ショップで購入した網で挑んだので
非常に苦労しました(笑)

甥はオニヤンマやギンヤンマは捕れませんでしたが、シオカラトンボなどは捕まえた
ので勘は良い方だと感じました。
家に帰っても憶えた遊びで、自然から様々な事を学んでくれると嬉しいです。

チビッコよ、また来年、成長した姿を見せてくれよな!(それと夜に教えたトランプ
も、修行して強くなってくれよな〜(笑))
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス