2015年05月24日
提出した河川モニターの返答をもらいましたので、お知らせします。
根知付近の返答です。(小滝入口も)
「先ず当方のお話をさせて頂きますと、4月の異動で担当が交代となりました。よろ
しくお願いします。初めての糸魚川赴任ということで、糸魚川を知るために休日には
観光地を見て回っています。その道すがら沿線の直売所でフキやコゴミを買って食べ
ましたが、季節を感じられてとても美味しかったです。やはり「旬のもの」や「初物」
はその時期に食べることでありがたみが増し、より美味しく感じられるように思いま
す。
さて、姫川についてですが、あちこち観察して頂きありがとうございます。「姫」
と名が付くからには優しいイメージの川かと思いましたが、確かに流れがとても速く、
「水衝部」と呼ばれる川の流れが護岸にぶつかる箇所や、川底に凸凹があるところで
は大きな波と轟音で恐ろしさを感じます。上流の雪解け水で流れが激しくなっており、
おっしゃるとおり本流には無用に近づかない方が良いと思います。
また、堤防や高水敷には公園や桜づつみが整備され、野球大会や花見、キャンプ、
散歩などを楽しむ人が沢山訪れていますが、姫川は激流による地形の変化に伴い危険
な個所も毎年変化するため、利用者が不用意に危険な場所に近づかないよう注意喚起
に気を配っています。姫川を楽しみに来た方には「楽しい思い出」とゴミを持ち帰っ
て頂かなければなりません。
これから梅雨をむかえ川の水量がますます増えますので、洪水に対する対応に重点
を置くことになりますが、姫川の美しさ・楽しさもアピールしていきたいと考えてお
りますので、情報のやりとりなどお願いしたいと思います。」
との事でした。
担当の方が代わったのですね。(よろしくお願いします
地元出身者ではないとの事なので、より糸魚川を正確に見る事が出来るでしょう。
(良くも悪くも…)
私達にとっては魅力的なところが多い地域なので、自然好きなら満喫できるかと思い
ます。
姫川は、普段は澄んだ川の流れを楽しめる母なる川ですが、一度激しさを増すと手が
着けられない程に荒れます。
そういった面でも、女性を表しているので「姫」の名が付いていても、私は納得して
しまいます(笑)
(ちなみに昆虫などでは「小さいもの」にヒメと付けたりしますが、その基準で考え
ると全く正反対の存在ですね…)
更に荒れる事で川の状態が変化して、一定の規模の「破壊と再生」が行われます。
これによりヒスイなどの魅力的な鉱物も姿を表し、河川工事などの仕事も定期的に行
える訳ですね。
まさに地球(神)の縮図とも言える存在で、姫川が在っての糸魚川なのだと認識でき
ます。
母なる川に相応しい包容力と破壊力、間違っても怒らせたくないです(笑)
この神秘的な「母なる一級河川」と上手に付き合っていくのが、このまちの宿命でも
あるかと感じます。
観光のお客さんは、そういった川へ遊びに来ている事を自覚して、ルールを守って遊
んで下さい。(あと川原乞食も…)
担当の方が言うように「楽しい思い出とゴミを持ち帰る」って事が大切ですね。
特に夏になると、海岸などにもゴミが散乱するので注意が必要かと思います。
海は河川ではないので管理外かと思いますが、海と川は繋がっていますので大切だと
思うのであれば何かしらの行動は必用かと思われます。(少数ですが鉱物を探しなが
ら、ゴミを拾ってくれている人達もいます)
これから姫川は激しさの本番を向かえますので、注意しながらモニターしたいと思い
ます。