2015年04月12日
翡翠出展業者から物産センターに、正式な改善要請が提出されました。
内容は単純な事で、「照明の改善」と「ショーケースの統一」です。
ショーケースの統一には、陳列の統一化と、手数料・リース代の統一化が含まれてい
ます。
ここで私が思う事は、業者がそれぞれにリース用のショーケースを借りた方が良いか
と…。
共有用のケースで業者名を出さないのなら、リース用のケースで業者名を出せば統一
感も出るし信用も付くかと思います。
何よりも運営に困っている物産センターも、かなり助かるように思えます。(売れて
も売れなくても、リース代は入るのだから)
要請の効果があったようで、照明は更に改善されました。
共有ケースの一部は、ケース内にライトが付き見やすくなっています。
僻地の勾玉のケースにもライトが付き、少し特別感も出ています。
しかしこの特別感、他の共有ケースと中身があまり変わらないので効果は薄いかと思
います。
一つだけ共有ケースが離れている意味を表現しなくては、「余ったから、そこに置い
ただけ」って感じが否めません。
よって中の商品に、一定の特徴を持たせると良いかと思います。(今現在のスタイル
を活かして、各業者の勾玉のみを並べるとかでも良いかと)
後は壁に勾玉の説明パネルみたいな物があれば、尚良いかと思います。(それと後ろ
に回る入口には、扉を付ける必用があるかと思います)
次は「ショーケースの統一」ですね…。
あまりにも必死すぎる一部の業者…、残りの時間が少ないからなのか在庫処分に必死
です。
どこも運営は厳しいとは思いますが、それを感じさせない事が重要であり、今回のよ
うな一部の業者の「あからさまな行為」は恥でしかありません。
ポーカーのように、冷静に着実に運営する事をお勧めします。(この仕事は賭け事で
はありませんけどね…)
とにかく共有の場に入れ込んだ、リース用のケース二個の移動が無理なのなら、そこ
も共有スペースにするしかないでしょう。
売りやすいストラップ系を、それぞれの業者が並べれば良いかと思います。
これならケースの違いも気にならないし、公平に並べられるでしょう。(安価な商品
用のスペースとすれば、共に並ぶ共有ケースと差別化できると思います。)
手数料・リース代の統一化は、その業者が統一すれば良いだけなので簡単です(笑)
後の問題はリース用のショーケースの扱いですね…。
まず、ケースの裏側にお客さんが回れる状態を、何とかして頂きたい。
このリース用のショーケースも囲いを作って、店員が中央で対応できるようにすれば
良いのに…。
近くにある菓子(糸魚川のじゃない菓子)が邪魔で、通路が狭いし、裏から見られて
も意味が在りません。(値札も逆さまになるんだから(笑))
どうもこれを設計をした人は、スーパーマーケットの感覚で設計したように思えます。
装飾品などのお店を、今まで設計した事は無いのだろうか?
簡単な改善方は、二つに分かれているリース用のショーケースを二列に並べて(裏を
向き合わせて)、側面に出入りの扉を付ければ良いだけです。
お菓子は、ショーケースを移動して空いたスペースに並べれば問題ありません。
加工所の正面にあるショーケースに合わせて並べれば、大きな移動も必要なく問題が
改善します。
ただ、一つケースを増やすか、減らすかの対応が必用となるかとは思いますが…。
このリース用のショーケースは信用を得る為に、必ず加工所の正面にある必用があり
ます。(将来的にも絶対に必用となります)
これで業者が、一つずつショーケースを借りて名前を出せば完璧。
もし共有ケースで名前を出さないとしても商品に特徴があるので、大抵の商品はリー
ス用のショーケースを見れば業者が解ります。
まぁ、共有ケースで買うお客さんは、特に業者を選んでいないのだから「選びたいお
客さんに向けた見せ方が必用だ」って事ですね。
物体として「糸魚川の翡翠であれば良い」って人もいれば、そうではない人もいるの
で、選択できるようにした方が良いかと思います。(物産センターは、サービス業な
のだから)
何であれ少しですが先に進んだようなので、協力してくれた人に感謝したいと思いま
す。
きっと業者が「一丸となる」という事が可能なのも、この世代が最後になるでしょう。
後続を育てていないし、将来は糸魚川翡翠を扱う敷居が跳ね上がりますので、相応の
レベルの作り手しか仕事として扱えなくなるでしょう。
現在の販売スペースも小さくなり、そこが糸魚川翡翠を愛する者達のコミュニティー
の場と成るかもしれません。(それか地元じゃない菓子や乾物が増えるか…)
最終的には「仕入れて売る業者」と「作って売る業者」の争いになって行くのでしょ
うが、その「競い合うであろう場所」をより良くする事は、お互いのメリットになる
ので今は協力していくのが得策です。
動物である以上、縄張り争いからは逃れられないのですから…。(まぁ、お互いに礼
儀があれば、双方とも協力しあえる仲間になれるんですけどね(笑))
現実の領域では仕方ありませんが、幻想の領域では仲間と協力して行けると思います。
王道での作品が順調ならば、コラボの領域も少しずつですが開拓して行けます。
逆に言うならば、王道で成り立たないのならば「その他の領域へ行っても成り立たな
い」って事です(笑)
それを忘れずに、原点からズレないよう心がけて活動して行きましょう。