2015年02月17日
提出した河川モニターの返答を貰いましたので、お知らせします。
根知付近の返答です。
「姫川沿線を観ると、大野地区から上流に積雪があり、小屋根地区から上流は更に雪が多い様です。(2月6日頃)
根知川合流部の付近には、未買収地の民地が存在します。ご報告の高水敷も民地で共有地もあります。過去に、河川工事でブロックを制作した事があり、借りた土地を返す時に地元要望でゲートボール場を作る事になった。しかし、「姫川は、急流河川で縦断勾配が大きい河川なのに、ゲートボール場は、水平に作らなければならないため苦労をした。」と当時の施工業者の方が話していました。何時の頃からか、雑草が生い茂りだして使われ無くなりました。
現在、小屋根地区の雪の中で作業をしているのは、糸魚川の砂利組合関係の方々です。なぜ、この様な時期に作業をしているかと言いますと、河川工事等は、渇水期である秋の後半から冬期間が、増水の危険が少なくなります。一年のうちで最も安全な時期になります。また、川魚等への配慮もあり、この時期に川原の中で作業を行っています。
今年度の河川工事は、寺島区と西川原地区及び山本地区で現在施工しています。
小屋根地区の高水敷は、広く平らな地形です。一般者の駐車場としてまた石拾い等の河川利用者の駐車場として利用できないか?との事ですが、お察しのとおり、一般者の不法投棄や不法駐車(廃車の置き去り)などいろいろと困る事態が起こりうる懸念があります。また、民地のため地権者の了解も必用です。更に堤外地であり異常出水等の危険への対応もありますし、車から油流出等も心配になります。安全管理・環境保護への対応が必用に成ります。(川にも道の駅の様な施設が在っても良いですよね。)
寺島地区の運動公園は、糸魚川市が占用許可を得て市で管理しています。きちんと管理出来る団体が占用許可を取り管理しています。この様に、地元や地権者の了解を得て適切な管理が出来る団体がいないと、小屋根に駐車場は難しいと思います。いずれにしても、河川利用者のマナーが良くなる事が何より大切です。
冬の姫川は、危険がいっぱいです。天候の良い日に、安全を確保して川を散策して頂ければ幸いです。」
との事です。
先日の大雪で積雪は更に、ものスゴイ事になっているでしょう。
ちょっとの距離で、ここまで違うのは驚きます。
ゲートボール場が作られた経緯が良く解りました。
せっかく業者が苦労して作ったのに、勿体ないなぁ〜。
権利だけあっても、管理できないのであれば放棄したも同じに思えますが(笑)
渇水期が安全で仕事し易いってのは、石拾いと同じだな〜と思いました(笑)
もちろん石拾いは遊びなので、責任の重さは全く違いますが…。
去年からモニターをしてみて、姫川と上手に付き合っている人達もいるのだと感じました。(殆どが業者さんですけどね)
糸魚川へ来て強烈に感じた事は、「土地(敷地)に対しての執着が尋常じゃない」って事でした。
家の敷地の境界線も、常に隣同士でせめぎ合っている所があります(笑)
かなり小規模な領土侵犯が、日常的に行われている感じですね…。(ちなみに敷地の場合は、不動産の権利書に記載されているので法律で解決可能なのですが、そういった状況になると急に大人しくなるようです(笑))
この習性は老人(特に爺さん)に多い事から、昔の糸魚川は土地が何よりも大切だった事が解ります。
もしかしたら財産と呼べる存在が、土地以外には無かったのかもしれません。
なので、土地を手放す事(売るなどして)を、極端に嫌がります。
きちんと管理出来る団体がいない事も問題ですが、それ以前に権利だけを主張して管理能力のない個体が問題となっている気がします。
自分が使いこなせない存在を、他者が使いこなす事への「男の嫉妬や僻み」、これを強烈に感じます。
共有できる未来を考える事は無く、いつまでも自分のレベルに引き下げ続ける性根、これを見れば一部の韓国人や中国人だけを非難できないかと…。
きっと自分の手の届かない存在となり、自分が利益を得られなくなるのが恐ろしいのでしょう。
自身が成長するという選択はせず、権利だけを振りかざして正当性を主張する…。
これが人間の最終形態なのだろうか?、と思うと未来は真っ暗になります。
ですが若い人には見られない特徴なので、そう心配する事も無いようにも思えます。
財産とは古より、早い者勝ちで決まってきたのでしょうが、先祖代々から受け継げる財産には、その対象とならないものが存在します。
それが才能であり、個体としてのみ継げる財産です。
それらを成長させ「権利だけを持った中身のない者達とは違う未来」を、創って行く事が重要となるかと思っています。
違った成長を子ども達に見せていかなくては、現在の虚栄と虚構がセオリーなのだと、勘違いさせ続ける事になってしまうので…。