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作者の思考
ストラップの調節
2015年01月07日
今回は、ストラップの長さを調節する方法を書きたいと思います。

丁度、お客さんから要望があったので、ここで説明します。
まず、調節可能な部分は黒い紐の部品となります。
この部品は基本的に長めに作られていて、付ける物や付け方によっては長すぎる場合があります。
きっと長い分には短くできますが、短い場合は取り替える必用が出てくるからでしょう。



今回の依頼の作品も普通に装着すると、こんな感じになります。
若干ではありますが、長いかと思います。
そこで黒い紐の部品を調節してみます。(例が古いスマホですみません(笑))



ストラップ本体から黒い紐の部品(本来この部品をストラップと言うのかな?)を外し、黒紐を下に押し込んでみます。
この時、二重カンが付いていると紐が出てきませんので注意です。(出にくい場合は、ピンセットで引き出すと良いです)
下に押し込むと結び目が出てきますので、その結び目より上で結べば短くなる訳です。




上で結んだ後に、下の紐を少し残して切り落とし、その先端をライターで炙ればより安心です。(とても簡単です)

留意点として下に押し込み過ぎると、金具から黒紐が抜けてしまいます。
結んでいる最中にも抜けたりするので、カニカン等を上部の紐の輪に付けておくと良いでしょう。
でも調節前なら結び目を切り、上から紐の先端を通せば問題無いし、調節後でも細いワイヤーで下から引き上げれば元に戻るので、心配はありません。

それと短くし過ぎると、本体部分が通らなくなるので、その場合は先に黒い紐部分のみを通し、その後に二重カンで本体部分に繋げると良いです。
その方が革紐やウッドビーズが傷つきませんので、お勧めします。




さっきよりもバランスが良くなりました!
これなら置いた姿や持っている姿もサマになるでしょう。(多分(笑))

これが出来れば、付ける物に合わせて飾る事が可能なので、用途が広がるかと思います。
様々な表現がありますので、色々と試してみると面白いかと思います。



ちなみに、もっと短くしたい場合は黒紐の部品を外して、本体を直接付ける事も出来ます。
ちょっと短すぎるようにも思えますが、間を足して飾ってみても良いかと思います。

自分に合った姿にして、作品が人々と共に在り続けてくれたら嬉しく思います。
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