2014年12月07日
提出した河川モニターの返答を貰いましたので、お知らせします。
根知付近の返答です。
「根知川の合流部から上流で作業をしているのは、寺島地先で低水護岸工事をしている石張護岸工の材料となる玉石の採取を行っています。姫川は、急流河川ですからコンクリートなどの摩耗が激しいため、硬度の有る姫川産の玉石を高水敷を掘って集めています。たま、根小屋地先の高水敷でゲートボール場を作りましたが、歳月が経って今では、ススキ野原になってしまいました。
自然に帰った現状の環境では、獣たちのアウェーでしょうか?河川利用者に危害を及ぼす様であれば、「いのしし 出没注意!」の看板を設置致します。
先月の中頃に、須沢地先で川の中州に取り残された男性が渡河出来ずに救助を求めた事案があった事から、「注意しましょう 姫川は、急な増水や川の流れが変わります」の注意喚起の看板を設置いたしました。河川の使用形態の基本は、自由使用ですので使用に当たっては個々に注意して下さいと広報しました。堤防の天端は、雨水の浸透により堤体の弱体化を防止するため舗装している箇所が有ります。
道路交通法の及ぶ道路では有りません。河川管理施設の保全上の見地から、および、安全を考慮して一般車両交通の規制をしています。」
との事でした。
採取している玉石にはヒスイも含まれているのかなぁ…、良く聞く話では工事中に出てくるヒスイは工事関係者が持ち帰って売り払うようです。
地元の建設会社は、そのやり方でかなり儲けたと聞いています。
コンクリートと一緒に固められるのと、勝手に換金されるのと、どちらが良いのか解りませんね…。
まぁ、ヒスイはそうであっても、それ以外の玉と称させる鉱物(軟玉など)も堅牢なので、護岸には良いのかもしれません。
鉱物の種類が豊富な、姫川ならではの工事のようにも思えます。(良くも悪くも)
あの広い河川敷はゲートボール場の成れの果てだったんですね。(キャンプ場の跡かと思ってた)
あそこに限らず、青海の住宅地でも夜にイノシシが出るようなので、特に看板は必用ないかもしれません。
これはイノシシやクマなどが、人間の共同幻想(社会)に目覚めて近づいているのでは無く、原始的な本能である「略奪」の元で、効率を感じ取り人間の作物を漁っている訳です。(先に奪ったのは人間なのでしょうけどね…)
この距離はだんだんと近くなっていますので、本能から一定の距離を置いた人間(知性のある存在)は、今後は特に気を付けて行かなければなりません。
中州に取り残された男性、姫川は初心者だったのかな…。
鉱物探索だったのか、川釣りだったのかは分かりませんが、「ミイラとりがミイラになる」という言葉が浮かんできます(笑)
自然を楽しむなら、もっと相応の慎重さが必用ですね。(弱いのだから)
あの舗装された道は、強化された堤防だったんですね。
河口付近から大野付近まである川沿いの道も、道を兼ねた堤防だったのか…。(道であっても道路では無い)
自転車で走るのには最高ですが、ガードレールが無いので自己管理の元での活用が必用ですね。
あの堤防の道が根知〜河口まで繋がると面白いのに、と思うのは私だけでしょうか(笑)
気温は一気に寒くなり、モニターも大変になってきそうです。
雪が降れば足場が悪くなるので、事故などに気を付けながら冬もモニターして行こうと思います。(既に大雪ですが(笑))