2014年10月25日
提出した河川モニターの返答を、貰いましたのでお知らせします。
大野付近の返答です。
「9月は比較的穏やかな日が続き、姫川の水も澄んでいたようです。モニター報告では、地区や区間を区切っていただき、内容が解り易くて助かりました。
河川敷を巡回していますと、橋の前後にペットボトルや空き缶が捨てられていました。去年より、その量が減っている様に思います。ゴミの中には、家庭ゴミや電化製品も過去にはありました。最近では見かけなく成りました。春頃にはクリーン作戦を実施します。姫川環境改善のためにぜひ、ご参加いただきたいと思います。
姫川にも、いろいろの目的で所々に階段が設置されています。今年度も8箇所新設致します。ご報告のとおり、川岸付近は、断崖になって危険なところがあります。人の立ち入りが多い箇所には、看板で注意喚起をしていますが、お気づきの危険個所があれば、注意看板を立てます。また、今年度は、翡翠橋左岸上流部で、低水護岸工事を行い、水衝部の防護を致します。堤防の保護と河川利用者の安全のための工事です。
写真の滑落崖の断面は、自然に出来た地層と思われます。洪水の度に堆積と表面の洗掘による現象のようです。
モニター報告では、河川利用者の立場から、個人としてのご意見や河川環境の改善の要望などをお待ちしています。
これからは、日に日に寒くなります。お体を大切に無理をせずに活動して頂きたいと思います。」
との事でした。
この付近を利用する人は、あまりいませんので階段で下りた川沿いの断崖付近に、看板を立てるくらいで良いかと。
春先にはヨモギやフキノトウをとっている人達を見かけるので、階段が出来た事は良かったかと思います。
ゴミの不法投棄は、いつになっても無くなりませんね…。
糸魚川市はゴミ処理環境がとても良く、大抵の埋め立てゴミも無料で引き取ってくれます。(自転車も可)
わざわざ川に捨てる意味が解らない…、空き缶やペットボトルもコンビニに捨てれば良いのに。
どれだけ怠惰なのだろうか…、昔の話とは言え呆れてしまいます。
この時期は、河川のいたる所で工事をしています。
小滝川入口まで上がってみて、どこら辺が水衝部なのか大体分かりました。
でも、こんな場所に一般の利用者はいませんので、そこら辺は土建屋さんに任せれば良いのでしょうね(笑)
今月は、根知付近をモニターしたいと思います。
私の活用は、一般利用者と少し異なる?ので、あまり参考には成らないかも…。
基本的に自分が自然に適応するスタイルなので、要望も無い気が…。
人間は自然から一定の距離を置く事で進化したのだから、自然に近づき過ぎると危険度が増すのは当然ではあります。(他の動物とは逆)
その事は教育で伝えていくのが重要で、物理的な自然への干渉で完全に防ぐのは不可能でしょう。
まぁ、毎年私がモニター報告するわけではないので、今年は私の目線での報告で勘弁して頂きたい。
私の目線で、姫川を楽しんでいる人もいるでしょうから!、… 多分(笑)
ちょっとした疑問は、姫川自体(河川敷を除く)を楽しんでいる人達は、私の知る限り「釣り人」と「鉱物探索の人」です。
これは、古代から同じで「食料の確保」と「石器素材や建材の確保」から派生してきたのだと思います。
この人達の要望は簡単で、「魚がたくさん釣れる環境作り」と「定期的に川の環境を変えてもらう事」でしょう。
でもこの場合、自然に任せていれば良かったりします(笑)
他の活用目的の利用者はいるのだろうか…?
その人達と出会えれば、別の視点での改善点を知る事が出来るかと思うのですが…。(流石に古代同様「運搬や生活用水」に、そのまま姫川を利用している人はいないだろうし…)