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作者の思考
河川モニターの返答
2014年09月21日
提出した河川モニターの返答を、貰いましたのでお知らせします。

まずは姫川河口の返答です。


「さて、今年は日本各地で大雨による被害が多い様に思われます。幸いにも姫川では、まだ出水による大きな被害が出ていません。しかし、姫川は急流河川なのでちょっとした出水でも水衝部の洗掘は、少なからず徐々に進んでいるようです。」

各地で大雨の被害が報告される中、糸魚川は雨が降った日は少なかったです。
でも河川は各地と繋がっており、一級河川の姫川ともなると、その影響も大きく出ますね。
次は、もっと注意深く水衝部を見て行こうと思います。


次は、破損した箇所がある橋の返答です。


「ご報告の破損の進行している橋は、新潟県の糸魚川振興局が管理している姫川橋です。県では、架け替えか補修か検討中の状況にあります。場合によっては、廃道とすることも視野にあるようです。安全のため当面は、重量制限しています。」

あの規模の破損なら、すぐに倒壊する心配はないと言う事なのでしょう…、多分。
細い橋なので交通量も多くなく、廃道を検討するのも解る気がします。
でも長い事、あの状態なので早く結論を出した方が良いようも思えました。(個人的に)


次は、河口付近の護岸整備の返答です。


「河口付近の右岸は、昨年度に大型張りブロックによる護岸を施工しました。先端部は、背面へ水の回りを防止するためや洗掘防止のため、ネット製玉石袋やブロックで保護しています。」

去年この場所は、かなり派手に壊れたので特に力を入れて整備したかと思います。
今年はもう被害は出ないかと思いますが、来年の雪解け水と梅雨での出水が心配ではあります。
こればっかりは、人間にはどうする事もできませんね。(自然に壊されるのなら仕方ないです)


次は、河川の平地を使ったグランドの返答です。


「寺島地先の高水敷には、糸魚川市「市民運動広場」として野球場やサッカーグランドが整備されています。また、大きな石を展示した「姫川ふれあい石公園」が市民の憩いの空間として利用されています。毎年、年に2回河川の安全利用点検を行って危険な所を是正しています。広場や公園は糸魚川市が管理しています。定期的に草刈りなどもしています。」

7月の報告で紹介した石の展示場は「姫川ふれあい石公園」と言う名だったんだ。
市民運動公園はチビッコには良いかも、大人だと本気の野球は出来ない面積かと…。
この規模でのスポーツを楽しめば良いのであって、本格的な事を求めても駄目ですね。(当然か)
安全利用点検もしているようなので、車道に球が転がる事も無かったのでしょう。
とても良い所なので、散歩にも最適です。


最後は、姫川上流のウルルについての返答です。
「全国のニュースでは、東京都の代々木公園や明治神宮公園などでヤブ蚊によるデング熱が発生していますが、幸いにも姫川のウルルによる流行病は出ていません。
 パトロールの時は、蚊やウルル、ハチ、アブに気を付けています。草むらの中ではダニも怖い存在です。なるべく肌を出さないように予防しています。
 観光で来られるお客さんは、殆どが無防備でしょうね。
 姫川は、自然の中にある訳ですから自然に親しむ為には、自分の身は自分で守ることが大切なことだと思います。虫に刺されない対策を大人が子供に教える、生活の知恵を姫川で学んでほしいものです。
 姫川の管理について、糸魚川出張所の管理は、河川から11Kmの区間です。
その上流は、新潟県と長野県がそれぞれ管理しています。
 モニター報告の中の指摘事項は、関係機関へ伝えさせて頂きます。」

ウルルによる流行病は出ていないようです。
山へ行くのなら、相応の支度が必用なのは当然ですよね。
それを学んでいない現在の大人には、自身の体験をもって学んで貰うしかないのでしょうか…。
確かに一緒に行った子供は今後、その経験から山に行くときは警戒するのだと思います。(その前に山を嫌いになるかも…)
恐怖が人に慎重さを与えるのは事実で、安全ばかりを考えすぎて警戒心の無い者になっても困ります。
それでも、一応は現地に表記や警告を出すのも「それを知る大人の責任」だと考えます。(ウルルの群はアフリカの蠅レベルで襲ってくるので、山に慣れた人でも初めは驚くかと思います)
関係機関へ伝えてくれるとの事なので、その後の対応に期待したいと思います。

今月も河川をモニターして、気が付いた事を報告して行こうかと思います。(どこの管理とかは興味がないので、感じた事を報告します(笑))
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