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作者の思考
作品紹介(試作)
2014年03月19日
前々から形にしたかった品を試作しました。(試作コラボです)





この品のコンセプトは「自身の出会いを大切にする」です。
海岸で出会った転石(どんな鉱物でも)を、思い出の品として身に付ける事が重要となります。
ヘンプのデザインを用いながら、紐などの素材を変える事で安価な印象を抑えました。(どうしてもヘンプは安価なイメージがあり、手作業のメリットを無くしている気がします)
全く新しいスタイルではないので、違和感なく身に付けられるような気がします。

この品の領域では、他者との比較は必用ありません。
なぜならば「自分の思い出」と「他人の思い出」を、比較しても意味がないからです。(当然ですね)
自分が出会った石の中で、より気に入った石を選べば良いと考えています。

このスタイルは、作られた品を購入していくお客さんとは異なり、主に糸魚川へ来て海岸での鉱物拾いを楽しむ人達を対象にしています。
そういう人達に向けての提案も、糸魚川には必用だと考えています。

試作で使用している転石は私が拾ったヒスイで、サンプル用で足りているヒスイを磨いたものです。(磨いた方が魅力が出るタイプです)
画像最後の首飾りは、ヒスイ転石の表面を使いながら加工した品となっています。

思い出の石を加工して包んでも良いし、そのままの姿を包み込むのも良いかと思います。(本人の自由です)


画像2番目のストラップは、転石を取り出し可能としています。(協力者が提案してくれました)
これなら石を取り替える事もできますので、使い勝手が良いかと思います。

このスタイルを活かすには、オーダーでの制作が必用になると思っています。
人間というものは、自身で拾った石ならば見てくれは気になりませんが、他人が拾った石の場合は見てくれの良いものを選び、更に安価な品を求めます。
この場合、私が拾い、加工し、編んでいるのならば価格も抑えられますが、コラボでは限界があります。(転石を編むだけのシンプルな品の場合は、編む人に直接頼めば価格は抑えられるかと…)

なのでオーダーとして、転石以外にも加工したビーズ(丸玉とか)を組合せながら仕上げるのが一番良いかと考えています。

後は、それに共感して頂けるお客さんが「どのくらい存在するのか?」ですね…。
こればっかりは何とも言えませんが、これが一つの活用法である事は確かだと思います。

まぁ最悪の場合、私だけが自己満足で身に付けてるかもしれませんね(笑)
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