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最近の出会い
2014年03月07日
今回は、最近に縁の繋がった方を紹介したいと思います。

紹介と言っても名前を出すわけでは無く、私が感じた印象を書こうと思います。

まずは最近納品しました「包み込む慈愛の海」の所有者さんの印象です。
おそらくは私よりも年下で、余裕があっての購入ではなかった筈です。(違ったらゴメンなさい)
ですが心を決めて私に連絡をしてきたのだと、数回のメールで感じる事ができました。

今はこんな世の中、若者にとっては大金だったと思います。
それでも持ちたいと願う姿に、強い信念を感じる事ができました。
自身に「誓いを立てる事」を見出し、その「証」と出会ったのだと思います。

それが私の作品だった事を、心から嬉しく思います。
身に付け方のアドバイスを求める姿勢に、いじらしさを覚え無償で首飾りに仕上げました。



それだけ嬉しかったのだと、自分でも思います。
作品が生玉だった事や、若者が審美眼を持っていた事が、その理由なんだと感じました。

生玉が、いつまでも共に在る事を願っています。


次に紹介しますのは、神玉工房の黎明期に知りあった方です。
久しぶりに連絡がありました。
基本的に、誰であれ私から連絡する事は滅多にありません。
理由としては「受身が性に合ってる」って事だけなんですが(笑)

この女性は、とてもユニークで、生き方が情熱的で芸術的です。
当初は、その片鱗が見えていただけですが、時を重ねて「本領発揮」って感じです。
本質的に私と目指す領域は一緒ですが、私よりも行動力があり、天真爛漫さを強く印象付ける魅力を感じます。
私はこの方に「解き放つ者」としての、印象を強く感じています。(私が勝手に)

以前に、この方の依頼を受けて大型の大珠を制作しました。
私にとって大珠はイザナミであり、女性の資質を具現化した存在です。

現在では、その大珠を使いこなし自身が信じる「世界」を体現しています。
なかなかできる事ではない…、その影響を受けて思い立つ人達もいるようです。

私と相通じる反骨精神、まさに「解き放つ者」ですね…。

魂は純粋な信仰のロマネスク、現代は信仰が腐敗したゴシック、目指す未来は再生のルネサンスって感じが私の生き方です。(分かりやすく言えば)
そして、その後に訪れるであろう技巧のバロック、そこに守るべき伝統が息づいている事を期待します。

きっと、この想いも共有できるはず、信じる道を進んでいけば、やがて道が交わる事もあるかと思います。
その時には協力し合えれば良いなと思います。(どちらにも依存せず対等に)
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