作者の思考

作品紹介

2024年06月24日

今回は天照大御神「陽炎」の六作目を紹介します。

今まで陽炎に使用したヒスイとは異なり暗めの発色ですが、今の時期(梅雨)の陽炎を表現するのにピッタリな景色を宿しています。
太陽が陰る憂鬱な空の下でも確実に躍動へと向かう季節、その生命の熱気を表現してみました。


人気のある明るい発色ではありませんが、渋めの色と石質の良さが気品を感じさせます。
どこか古代を想わせる雰囲気を備え、縄文からの強い繋がりを感じさせてくれます。


テーマである「陽炎」の真価を発揮するのが透過光で、この姿を見れば命名の理由も分かると思います。(この季節に作った意味も理解できるでしょう)
蒸し暑さを感じさせながらも、涼やかな風も同時に感じさせる、そんな光景が広がります。



久々の神玉です、来年から本腰を入れて作っていく予定(巳年なので)でしたが、良い素材が手に入ったので創作意欲が湧きました!

神玉・生玉ともに手持ちが少なくなってきたので、予定を早めて少しずつ進めていきます。



今年は「コラボ」と「遊びとしてのイベント参加」に集中すると決めていますが、その最中にも原点回帰を感じさせることが多くありました。

先日も友人の付き合いでイベントに参加しましたが、そこで再び「あの少年」に出会いました。
第一声が「やっぱりいた!」だったので、どこかで情報を聞いて訪れてくれたのでしょう。
父親と一緒にヒスイを見に来たようで、息子くんの影響でお父さんもヒスイに興味を持ったようです。
やはり見所がある、これは大紅屋に呼んで弟子候補として育てなければなりません(笑)
いろんな名前の石も知っていて、友達にも更に詳しい子がいるらしいので、その子も一緒に連れて来てもらわなくてはなりません。(今年の目標です!)

私の経験上、この頃が一番純粋に楽しめると思っています。(そして一番楽しい年頃)
生物として自動的に成長していく「日出ずる命」の真っ直中、私の目には眩しく映ります!
かつてはそうで在った記憶は甦り、一緒になって楽しんでいると力が湧いてきます。

なにかしらの縁はあるのは間違いないので、慌てず急がず学びの機会を奪うことなく必要最小限(あるいは必用最大限)のことを教えたいと思います。
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