作者の思考

大紅屋の活動(長月の六)

2022年09月25日

台風の影響を受けた三連休の最終日、去年と同様に雨模様だった空は晴れ渡りました。(快晴とまでにはいきませんでしたが、根知地区は正に「つむぎ日和」になった事でしょう!)
久々に暑さを感じる陽気、本来ならこのくらいから徐々に気温が下がっていくのでしょうけど、近年は季節の変わり目に極端な気温変化があります。

今年のキノコの出はどうだろうか?、などと以前に楽しんでいたキノコ狩りの癖が抜けないのは、身に染み付いている「採集の喜び」によるものなのでしょう。(探石に似ている、でも「食べる喜び」と「貯める喜び」が違うかな?)

毎度のように月徳飯店さんから流れるお客さんが立ち寄って、多くが「立派な古民家だ」と感心しながら見学していきます。
その中で、待ち時間を利用して訪れた数人が「石の手磨き」を体験してくれたりします。(ありがたい恩恵です)

今日は再開して初の手磨き体験をしました!
東京からキャンプに訪れた家族で、海岸での石拾いも楽しんだそうです。
体験の主役はチビッコ、男の子(お兄ちゃん)と女の子(妹ちゃん)です、まだ幼かったですが「自分で見付けた石を磨きたい」と明確な意思を持っての挑戦です。

磨くのは石英で、「最も光沢が出る可能性のある石」を選ぶあたりは才能を感じます。
小さな手で一生懸命にヤスリを動かし、その後に真剣に耐水ペーパーで擦る姿は、自分の子でなくても可愛らしく思えます。(もともと子はいませんが(笑))

姪や甥の幼少期と重なっているのかな?、石好きのチビッコだから尚のこと可愛いのでしょう!
妹ちゃんは幼すぎなので、お兄ちゃんの見様見真似を楽しんでいて可愛かったなぁ〜。(よって妹ちゃんの体験費用は無料です)

頑張った甲斐があり、一部だけですが輝く光沢を備える事に成功しました。
こうなると別の石を削りたくなるのが男の子(笑)、集めた石をお母さんに持ってきてもらい色々と試します。
最初に硬い石(石英)を削ったので他の石が柔らかく感じる事も体験できたようです。(ますます知的好奇心が湧いてくるようでした)
この成長率は羨ましい、お母さんは集まりすぎた石に少し困っていましたが、子どもの成長の為だと思って我慢してほしい!(少しずつ海に返せば良いでしょう)

最後は缶バッチ(フクロウのバッチ)のガチャガチャをして終了、待ち時間とのタイミングもバッチリでした〜。

訪れる人はいても、お金を使ってくれる人が少ないのはどこも一緒、それでも体験を楽しんでくれる人はいるのだから嬉しく思います!

今後も続けていこうと思えて良かった、再開後は「誰も体験してくれないのでは…」と内心、残念に思っていましたから(笑)
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