作者の思考

大紅屋の活動(長月の四)

2022年09月23日

三連休に入りましたが生憎の雨模様…、日中は再び蒸し暑さを感じるようになりました。(梅雨の初期のような感じ)

今日は昼頃に大紅屋へ行って準備していると、自動車教習所の合宿を終えた若い女性が訪れました。
雨が強く降る前に海岸で石探しを楽しんだようで、その識別を求めての来訪です。
数量は1個、なかなか良い探し方です、純粋に浜辺を楽しんだ事がよく分かります!

よって本来は有料での簡易識別ですが、今回は無料で見ました。(そういう若者からはお金はとりません、それに1個だけですし)
転石自体は、残念ながらヒスイによく似た「キツネ石」でした、多くの人が惑わされて帰る小憎らしい石です(笑)
でもヒスイではないだけで、なかなか珍しくて綺麗な(水の中では綺麗な)石なので、思い出として持ち帰るのには良いかと思います。(サイズも親指の半分くらいだったし)
また糸魚川に来て、石探しを楽しんでくれる事を願います。
ちなみに、帰り際に月徳飯店さんへ入って行ったので、識別代が昼食代になったようで嬉しく思いました。(恩恵ばかりを受けていては情けない(笑))

その後は近所のお婆ちゃんが遊びに来たので、一緒にスライドショーを見て楽しみました(笑)
お婆ちゃん曰く「シワだらけの手だから身につけられなくなった…」とちょっと淋しそうだったので、「最終的に皆同じになるから」と言って談笑しました。

しばらくすると十年来のお客さんが来訪、昔から糸魚川を楽しんでいるヒスイ愛好家の男性です。
なかなか糸魚川を訪れる事ができず、来られてもヒスイが見つからず、そういった事が続きましたが、今回は見事にヒスイの転石と出逢う事ができたようです!
私のブログを楽しみにしているそうで、最近は書いていない「ヒスイ日和(探石記録)」の更新を待ち望んでいるとの事でした。(最近は探石してないので…)

探石の歴史(私の中での歴史)としては今は後期に入っている状態、全ての事がそうであるように「末期になると狂い出す」って道理からは逃れられません。
私も例外ではないので末期になれば頭が狂い出すでしょう…、なので後期の速度を緩やかにして引き延ばしながら進める必要があります。
中にはその狂気を楽しむ者たちもいますが、私は道化ではないので「そこへは進まない」と断言できます(笑)

なので速度は遅くなりますが少しずつ更新を続けていきますので、同じく楽しみにしている人がいるのなら、もうしばらく待っていて下さいね。
なかなか訪れる事のできない人には「ちょっとした疑似体験」が楽しめるコンテンツであり、私自身にはデータ収集となる貴重な活動なので、末期寸前までは続けたいと思います(笑)

え〜、話を戻して、夕方になり大紅屋の運営の協力者と今後の展開を話し合いました。
基本的に「継続する事」のみを考えたならどうにでもなりますが、「賑わい」や「有効的な使い方」を求めると、どうしても人材が必要になります。
補助金を求めるのなら尚更の事で、口を出されないよう言い訳をしながら運営する必要が出てきます…。
それは「全く私の性格には合わない事」ではありますが、それは私単体での話であって、大紅屋の有効利用を考えるなら必要になるのかもしれません。(よって私が中心でなくてもよくなります)

いろいろと試し見るのは良いのかもしれません、私の中での答えは変わりませんが、別の答えを見出す者が現れても面白い、それで成り立つ(継続する)のであれば単体で生きる私より幸せな未来を築けるのかもしれませんし、私の所見通りになるのかもしれません。
幾度となく繰り返し経験を重ねて改善する、その過程に楽しさが在ったなら成功だと言えるのでしょう。

私は最も確実性の高い単体を優先する事に慣れているので、周りを当てにする事を避けてきた傾向があります。
なので今回の事で多少なりとも選択肢が増えるようになると嬉しい、それでも仕事の(ヒスイの創作家としての)性質上は単体での底力が必須なので切り札(虎の子)として持ち続けますが、手札は多い方が有利なのも道理、臨機応変にスタイルを変えられるのであれば言う事はないでしょう。

これが「40代後半での成長のノルマ」なのかな?、なんであれ「ギリギリ日出ずる命の役目」は果たしたいと思います(笑)
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