作者の思考

作品紹介

2021年06月19日

今回は、生玉「土の精霊」の紹介です。(予定より遅れましたが(笑))

渓谷の初夏を想わせるヒスイ「谷葉」で、生玉「土の精霊」を制作しました。


大地と人との融合をデザインに込めた生玉です、「地に足をつけて肥沃の大地をもたらし自然と共に生きる姿」を映しています。
土偶や埴輪の原点と思われる「土人形」を原型として、静かなる土の生玉を作りました。

今回も「谷葉」での制作、このヒスイは夏の岩肌を強く感じさせるのが魅力です。
致命的なヒビ(非なる美)も少なめで使い易い素材ですが、それでもあと1点しか作れる部分がありません。
面積から考えると「静の風」か「静の土」のどちらかでしょう、特に土の力が強いヒスイなので「土の生玉を作るのが最良かな〜」と思っています。

緑と翠が入り交じる「万葉」にも似ているヒスイですが、地が灰色で透明度はありません。
色が「滲む」と言うよりは「流れる」って感じで、渓谷そのもの(と言うか明星山)を強く感じさせてくれます。(夏本番を向かえる景色でワクワクします)

今まで様々なヒスイを加工してきましたが、まだまだバリエーションの多さに驚く事が多いです。
どれもヒスイなので基本的な特徴は同じなのですが、それでも緑(翠)・紫・青・黒などは素人目では同じヒスイだとは認識できないでしょう。
その多彩さが表現には相性が良く、それぞれの魅力を活かした作品に仕上がります。(それぞれのヒスイの癖に対応できればの話しですが…、これがなかなか難しい!)

あと幾つの魅力的なヒスイと出逢えるのだろうか?
素材自体に名前を決めてシリーズ化するのも楽しい、あくまでも私自身の呼び名なので共通認識ではありませんが、同志たちとは共有できるようになれたら嬉しいです。

今年の夏も暑くなりそうなのでバテそうですが、精力的に創作活動を進めたいと思います。(悔いがないように生きなければ勿体ない!)
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット