作者の思考

ヒスイ日和(霜月の四)

2018年11月30日

最近は暖かい日が続き、とても過ごしやすく(仕事がしやすく)て助かります。(今日は寒いですが…)
12月もこんな感じだったら「冬眠したい」なんて思わないでしょう(笑)
でも現実はそう甘くはありませんので、厳冬に向き合える精神を養いたいと思います。

それでは11月下旬の探石記録を書きます。

またまた押上の海岸、快晴で気温も高く「まさに小春日和」でした。(11/27)
浜辺には誰もおらずプライベートビーチみたい、この気持ちの良い環境を独り占めしました(笑)





浜の環境は相変わらずで、砂や小砂利が多く、波は強めでしたが短かったです。
ちょっと期待できない感じ…、でも奥へと進むと石が大きくなってくる特徴が押上の海岸にはあるので望みを捨てずに歩きます。




数点の陶器の欠片(白いやつ)に騙されながらも進み、どうにかネフライト2個、ヒスイ転石3個、小さなロディン岩1個を見付ける事ができました。


ネフライトは透明度を示すタイプ、もしキャッツアイ効果を示すものがあったならルースにしても良いのだと思っています。(まだ出逢った事がありませんが…)

ヒスイ転石は上と左下のが翡翠輝石をハッキリと確認でき、右下は磨かれすぎて全体がピカピカに光っています(笑)

小さなロディン岩は私が「鶯石」として呼んでいるタイプで、ヒスイに似てますが黄緑の発色が違いを告げています。(ウグイだけに(笑))
ちなみに、このタイプとは違ったザクロ石が入る滅紫タイプは「アケビ石」とでも呼ぼうかと思います。(発色が近いのが在るし、印象として良い感じがする)


その後、浜の右側も歩きオンファス輝石2個を発見、どちらも解りづらいタイプですが光沢と触り心地で判断できます。


左のは珍しく多少の透明度を示しますが、その代わり石目やヒビが多いです。
ヒスイを母岩としているので、その特徴もヒスイと同じなのでしょうね。(ヒスイも透明度が高いのは石目やヒビが多いので)
どちらも磨けばピカピカになりますので、上手に活用したいと思います。

今回も楽しい探石ができて満足、11月は終わりますが12月も可能な限り訪れたいと思います。



え〜、お馴染みですが、ここでピアスの紹介をします。
以前と同様で、雪のような白から淡紫に染まるヒスイでピアスを制作しました。


厳しい冬となりますが、その冬の魅力も身に付けて楽しんでもらえたらと思います。(似合う人が買ってね)
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