作者の思考
作品紹介
2018年09月10日
今回は「水湖の垂飾(アプト)」を紹介します。
水玉のような模様のある水色のカケラ「水湖」を加工し、垂飾りを制作しました。
活用したのは、小滝系の紫ヒスイに時々見られる「青紫の脈」を切り出した部分です。
肌理が細かくチタン石による模様も面白いタイプで、清々しい水色(湖水の色)が特徴です。
湖面に波紋が広がる景色を映した紋様が魅力的で、叢雲タイプと違って「雷雨(動)」では無く「時雨(静)」の美しさを宿しています。
所々に入るチタン石は雲や霧を想わせ、それがより幻想的な印象を高めています。
光に透かすと湖水のように透過し、やや黄色がかるチタン石は雨雲らしい表情を強めます。
発色の強いヒスイとはまた違った「慎ましい美」を感じてもらえたらと思います。
テーマを「ワッカ(水)」にするか、「アプト(雨)」にするか悩みましたが、波紋のような模様を活かすのは「アプト(雨)」だと言う結論に達しました。(私の中で)
水色系のヒスイ自体も珍しいですが、このタイプは更に稀少な模様を宿すので大切に活用したいと思います。
現時点では二〜三点くらいしか作れる素材が無く、テーマを担える素材を探さなくてはなりません。(一般受けするタイプではないのが救いか?)
レザーブレスや雨過天睛で用いている淡青ヒスイとも違うので、見付けるのは困難となるでしょう…。
今後も様々な景色を映すヒスイを集め、美しい作品を作って行きたいと思います。(只今、ノンノ(花)・ニタイ(森)・レラ(風)も制作中です)
こちらは以前に紹介した小瓶ですが、編み袋タイプの中身を「小さなヒスイ転石」に変更しました。
せっかく手を掛けて編み袋を作ってもらったので、通常の細石と差別化しようと思います。
編み袋により中身が見づらい事を留意し、取り出して楽しめる事を優先するには「丸みを帯びた小さなヒスイ転石(磨いた転石)が良い」と言う考えに至りました。
このタイプは「手触りが良く希少性も高い」って事と、「発色は控えめですが様々な表情を楽しめる」って事がメリットです。(通常の細石は、小瓶の中で輝く姿を楽しむのが良いのでしょう)
まぁ、どちらも好み問題なので、気に入った小瓶を手にして下さいね(笑)
水玉のような模様のある水色のカケラ「水湖」を加工し、垂飾りを制作しました。
活用したのは、小滝系の紫ヒスイに時々見られる「青紫の脈」を切り出した部分です。
肌理が細かくチタン石による模様も面白いタイプで、清々しい水色(湖水の色)が特徴です。
湖面に波紋が広がる景色を映した紋様が魅力的で、叢雲タイプと違って「雷雨(動)」では無く「時雨(静)」の美しさを宿しています。
所々に入るチタン石は雲や霧を想わせ、それがより幻想的な印象を高めています。
光に透かすと湖水のように透過し、やや黄色がかるチタン石は雨雲らしい表情を強めます。
発色の強いヒスイとはまた違った「慎ましい美」を感じてもらえたらと思います。
テーマを「ワッカ(水)」にするか、「アプト(雨)」にするか悩みましたが、波紋のような模様を活かすのは「アプト(雨)」だと言う結論に達しました。(私の中で)
水色系のヒスイ自体も珍しいですが、このタイプは更に稀少な模様を宿すので大切に活用したいと思います。
現時点では二〜三点くらいしか作れる素材が無く、テーマを担える素材を探さなくてはなりません。(一般受けするタイプではないのが救いか?)
レザーブレスや雨過天睛で用いている淡青ヒスイとも違うので、見付けるのは困難となるでしょう…。
今後も様々な景色を映すヒスイを集め、美しい作品を作って行きたいと思います。(只今、ノンノ(花)・ニタイ(森)・レラ(風)も制作中です)
こちらは以前に紹介した小瓶ですが、編み袋タイプの中身を「小さなヒスイ転石」に変更しました。
せっかく手を掛けて編み袋を作ってもらったので、通常の細石と差別化しようと思います。
編み袋により中身が見づらい事を留意し、取り出して楽しめる事を優先するには「丸みを帯びた小さなヒスイ転石(磨いた転石)が良い」と言う考えに至りました。
このタイプは「手触りが良く希少性も高い」って事と、「発色は控えめですが様々な表情を楽しめる」って事がメリットです。(通常の細石は、小瓶の中で輝く姿を楽しむのが良いのでしょう)
まぁ、どちらも好み問題なので、気に入った小瓶を手にして下さいね(笑)