作者の思考

新たな異玉

2011年07月27日

本日、新たな異玉が誕生しました。(以前から作業はしていました)
異玉の造形は基本的に機械を使わずに、電着ヤスリや砥石などで制作していますが、穿孔だけはリューターを使用しています。(これも厚みがあると結構大変な作業になります)

異玉計画は生玉(精霊)と融合させることで神玉へと姿を変えていく計画となっていて、今回の「紡ぎの幼生」は国津神の少彦名神の原形デザインとなります。
原形デザインと言っても羽化した姿を神玉とするので、成長過程と言った方が良いかもしれません。
どの精霊の影響を受けるかでデザインも変わっていくので、他の神玉にも変化していくでしょう。
また未来への楽しみ(苦しみ?)が増えました。


最近、昔のように自由な表現がしづらくなってきました。
気楽に思うまま造形をしていた頃に比べると、いろいろと考えすぎてしまうようで…。
実際に、何も考えずに作ってしまうと底の浅い意味不明の存在が出来てしまうので、それもそれで問題なのですが、そこに少しでも明確な意志をのせられたら作品として魅力的になっていくでしょう。
まぁ、こういったものは次から次へと出てきては陳腐化してしまい、一つの価値を下げてしまうので急ぐ必要はないのですが、未来へ繋げる為にも少しでも土台を固めておきたいですね…。

現在は節電が叫ばれているので、焦らずに自然にふれる時間を増やして創作のヒントを探してみます。
自然には全てのヒント(答えも)が存在していますが、意識して見ていないと発見できません。
「ウォーリーを探せ」みたいな感じで探すと楽しめるかもしれませんね。
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