作者の思考

ヒスイ日和(師走の弐)

2017年12月14日

今回も良い天気となったので、姫川河口へ探索にでかけました。

この日の山は、うっすらと雪化粧をしていますが、現在は真っ白になっています。
タイムリーな情報ではないですが、「こういう日もあった」と言う事を楽しんで下さい(笑)




早速、川沿いを歩きヒスイ転石を発見。
黄色の光源で解りにくいですが、灰色と青色が混ざった色をしています。
石質は良く、乾くと翡翠輝石がキラキラ輝きます。(磨けば光沢が出やすいタイプでした)





河口から海辺を見ると波が穏やかだったので、青海の海岸へも行きました。
多くの釣り人が訪れていて、浜の環境は釣りをするのにも良かったようです。(釣果は微妙だったようですが…)





ここでは玉髄を発見、側面には縞模様も見られます。
晶洞には小さな剣水晶がキラキラと輝いていて綺麗、乾いても全体的に滑らかさを保っているので石質の良い玉髄だと解ります。(そのまま磨くか、一部を削って磨くか、磨かずに保管するか、迷います…)





この波ならば「きっと」と思い、押上の海岸にも行きました。
案の定、浜は緩やかな波で歩きやすい状態でした。(しかし、砂利が多く上がっている環境でもありました…)





小さなヒスイ転石でもあれば…、と思いながら浜を歩き、灰色ヒスイ1個とネフライト3個に出逢いました。
色は灰色ですがサイズは丁度良いヒスイなので、磨いて文鎮を兼ねた飾石にでもしようかと思います。(灰色ヒスイの多くは石質が良いので光沢が出る)




今回も魅力的な石たちに出逢う事ができました。(母なる海と大地に感謝です)
様々な素材と出逢える糸魚川は「まさに美の宝庫」と言えるでしょう!
後はこれらを「人の世の価値感」に適応させるだけ…、とても難しい事ではありますが、そこに進んでこそ「人の文化」と言えるのでしょうね。

日常的に自然と触れ合っていると、この地(血)から発信する「独特の文化」が必要不可欠なのだと、改めて感じます。
それを成すための土台作りも私の計画の一つなので、周到に進められたらと思います。

でも、考えれば考える程に面倒な行動が必用なので、心の底から「性に合っていない」って思います(笑)
これからは石の縁も大切ですが、人の縁が最も重要になりそうです。
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