作者の思考
姫川での鉱物探し
2016年09月17日
また天気の良い日が続いたので石探しへ出かけました。
この日(9日)は、まず押上海岸へ向かったのですが、海は大荒れでした…。
晴天の下、激しい波が打ち寄せて波しぶきが道路まで届いていました。(冬ほどじゃ無いけど)
空は夏と秋とが入り交じり、雨雲まで浮かぶ非常に不安定な天気だったので見た瞬間に断念(笑)、探索場所を姫川河口へと移し石探しを続けます。
今回は、前回よりも少し上流の「石の公園」付近へ行きました。
金曜日の昼下がりでもあったので誰もいませんでしたが、それはそれで清々しいです。(工事の人が数人で、何らかの作業をしているくらいでした)
海では強風と波しぶきでベタベタしましたが、川はとても涼しい風が吹き渡っていました。
所々に沢山の流木が集まっていて、大雨で荒れた形跡が見られました。
しかし、現在は水が濁っているものの、それほど流れは強くなかったです。(それでも本流は普通に水量が多いので、支流で楽しむのが良いでしょう)
しばらく歩くとネフライトを発見!
ヒビが多く作品制作には向きませんが、小さいな物(ストラップとか)は作れるでしょう。
とりあえずは確保して後々に活用を考えたいと思います(笑)
次は綺麗な緑色の珪石を発見しました。(キツネ石の部類に入る石なのでしょう)
発色が良く主成分と思われる石英も、ある程度安定しているように思えます。
これで十分な艶を出せたなら、魅力的な作品に仕上げる事ができるでしょう。
経験上からはすれば可能性が低いですが、試してみる価値はありそうです。
更なる出逢いを求めて歩いていると、だんだんと雲行きが怪しくなってきました。
大雨になる感じはありませんが、暗くなると石たちが見づらくて困るんですよね…。(困ったところで天気をどうにかする事など不可能ですが(笑))
晴れたり曇ったりする中で、上を見たり下を見たりと忙しく出逢いを探しながら歩きました(笑)
上へと歩いて行くと、三人組の青年たちと出逢いました。
初めて姫川へ来たらしく、ヒスイ探しも初めてとの事でしたが、なかなか良いヒスイと出逢っていました。(ビギナーズラックと言うやつかな?)
と、言う事で許可を得て緑色の珪石と一緒に撮影してみました(笑)
なぜ一緒に撮影したのかと言うと、良く似ていて間違われるタイプなので、青年たちに教える事も兼ねて写しました。(初心者が間違う程度の話ですが)
双方とも同じように角張っていて緑色が綺麗、でもヒスイの方が質感が堅牢で上品です。
白地(薄灰色)をベースにしている特徴や、持った重さも全然違います(笑)
初めてにしては上出来の結果なのではないでしょうか…。(この経験が人を虜にするのです!)
ちなみにこれを拾った青年は、私の緑色の珪石に驚いていて自分が出逢ったヒスイの真価に気が付いていないようでした。(思い返せば私も初めは同じような感じでした(笑))
ここで「もし彼らより先に探していたら…」って思う人もいるでしょうが、これは縁なので先に歩いていたからって出逢えた保証は無いでしょう。(逆に後から来た者に拾われた方がショックがデカイかと(笑))
しかしやはり初心者らしい考え方で、気になるのは「いくらになるか?」と言う事でした。
一応、私の基準での値段は伝えましたが、その金額で売れる保証は無い事も伝えました。(一般の値段・業者の値段(買取)・加工人の値段(買取や加工品の価格)、それぞれ違う事も説明しました)
結局、「誰でも売れる物」ではありすが、「誰もが買う物」では無いのですよね(笑)
解りやすく例えるなら人間の権利である「選択権」ですが、誰もが選択する権利を持ちますが、だからって誰もが「選択される権利」がある訳ではありません。
要は「選択しながらも選別される」って事ですね…、就職する際の試験や面接などと同じかな?
選らばれなければ買い手が付かない、つまりは「選ぶであろう人」へ向けなければ相手にされない、更に言えば「その領域で通用する能力が無ければ最良の結果は出せない」って事になる訳です。
良いヒスイ(加工品含む)を低価格で売るのなら、それなりに売れるのでしょうけど、それは短期の換金法になるかと…。(しかも売れると言うより「買われている」って感じだし)
その方法では明るい未来が訪れないのは、糸魚川のスベって来た者達の現実を見れば普通に解るのではないでしょうか?(拾った物をそのまま売るのでは、どうしたって説得力に欠けるのは当然だし、消耗品では無い存在を大量生産する意味も無いので、売り方を選択できない者には「成功する道理」が無いのも当然です)
なんであれ、この入口に立った青年たちが乞食予備軍と成らない事を願うばかり。
でも話してみた感じでは、心配するような性根の腐った者では無いと感じました。(それに若いのでお金を得る選択肢は、老人よりも遙かに多いのですから!)
純粋に石との出逢いを楽しんでくれたのなら、また再び会う事もあるでしょう!(その日を楽しみにしています)
この日(9日)は、まず押上海岸へ向かったのですが、海は大荒れでした…。
晴天の下、激しい波が打ち寄せて波しぶきが道路まで届いていました。(冬ほどじゃ無いけど)
空は夏と秋とが入り交じり、雨雲まで浮かぶ非常に不安定な天気だったので見た瞬間に断念(笑)、探索場所を姫川河口へと移し石探しを続けます。
今回は、前回よりも少し上流の「石の公園」付近へ行きました。
金曜日の昼下がりでもあったので誰もいませんでしたが、それはそれで清々しいです。(工事の人が数人で、何らかの作業をしているくらいでした)
海では強風と波しぶきでベタベタしましたが、川はとても涼しい風が吹き渡っていました。
所々に沢山の流木が集まっていて、大雨で荒れた形跡が見られました。
しかし、現在は水が濁っているものの、それほど流れは強くなかったです。(それでも本流は普通に水量が多いので、支流で楽しむのが良いでしょう)
しばらく歩くとネフライトを発見!
ヒビが多く作品制作には向きませんが、小さいな物(ストラップとか)は作れるでしょう。
とりあえずは確保して後々に活用を考えたいと思います(笑)
次は綺麗な緑色の珪石を発見しました。(キツネ石の部類に入る石なのでしょう)
発色が良く主成分と思われる石英も、ある程度安定しているように思えます。
これで十分な艶を出せたなら、魅力的な作品に仕上げる事ができるでしょう。
経験上からはすれば可能性が低いですが、試してみる価値はありそうです。
更なる出逢いを求めて歩いていると、だんだんと雲行きが怪しくなってきました。
大雨になる感じはありませんが、暗くなると石たちが見づらくて困るんですよね…。(困ったところで天気をどうにかする事など不可能ですが(笑))
晴れたり曇ったりする中で、上を見たり下を見たりと忙しく出逢いを探しながら歩きました(笑)
上へと歩いて行くと、三人組の青年たちと出逢いました。
初めて姫川へ来たらしく、ヒスイ探しも初めてとの事でしたが、なかなか良いヒスイと出逢っていました。(ビギナーズラックと言うやつかな?)
と、言う事で許可を得て緑色の珪石と一緒に撮影してみました(笑)
なぜ一緒に撮影したのかと言うと、良く似ていて間違われるタイプなので、青年たちに教える事も兼ねて写しました。(初心者が間違う程度の話ですが)
双方とも同じように角張っていて緑色が綺麗、でもヒスイの方が質感が堅牢で上品です。
白地(薄灰色)をベースにしている特徴や、持った重さも全然違います(笑)
初めてにしては上出来の結果なのではないでしょうか…。(この経験が人を虜にするのです!)
ちなみにこれを拾った青年は、私の緑色の珪石に驚いていて自分が出逢ったヒスイの真価に気が付いていないようでした。(思い返せば私も初めは同じような感じでした(笑))
ここで「もし彼らより先に探していたら…」って思う人もいるでしょうが、これは縁なので先に歩いていたからって出逢えた保証は無いでしょう。(逆に後から来た者に拾われた方がショックがデカイかと(笑))
しかしやはり初心者らしい考え方で、気になるのは「いくらになるか?」と言う事でした。
一応、私の基準での値段は伝えましたが、その金額で売れる保証は無い事も伝えました。(一般の値段・業者の値段(買取)・加工人の値段(買取や加工品の価格)、それぞれ違う事も説明しました)
結局、「誰でも売れる物」ではありすが、「誰もが買う物」では無いのですよね(笑)
解りやすく例えるなら人間の権利である「選択権」ですが、誰もが選択する権利を持ちますが、だからって誰もが「選択される権利」がある訳ではありません。
要は「選択しながらも選別される」って事ですね…、就職する際の試験や面接などと同じかな?
選らばれなければ買い手が付かない、つまりは「選ぶであろう人」へ向けなければ相手にされない、更に言えば「その領域で通用する能力が無ければ最良の結果は出せない」って事になる訳です。
良いヒスイ(加工品含む)を低価格で売るのなら、それなりに売れるのでしょうけど、それは短期の換金法になるかと…。(しかも売れると言うより「買われている」って感じだし)
その方法では明るい未来が訪れないのは、糸魚川のスベって来た者達の現実を見れば普通に解るのではないでしょうか?(拾った物をそのまま売るのでは、どうしたって説得力に欠けるのは当然だし、消耗品では無い存在を大量生産する意味も無いので、売り方を選択できない者には「成功する道理」が無いのも当然です)
なんであれ、この入口に立った青年たちが乞食予備軍と成らない事を願うばかり。
でも話してみた感じでは、心配するような性根の腐った者では無いと感じました。(それに若いのでお金を得る選択肢は、老人よりも遙かに多いのですから!)
純粋に石との出逢いを楽しんでくれたのなら、また再び会う事もあるでしょう!(その日を楽しみにしています)