作者の思考
姫川での石探し
2016年04月17日
出逢いを求めて、春の姫川へ石拾いに行きました(笑)
この日は午前中に加工を終えて、午後から姫川へ遊びに行きました。
行った場所はモニターでお馴染みの姫川河口です。
暖かくなるに連れ雪解け水で川幅が広くなり、濁った水が勢いよく流れています。
風が強かった事もあり、海も荒れていました。(冷たい風でした)
川の濁った水が流れ込んで、海も一定の範囲ですが濁っています。
川で翡翠に出逢える確率はとても低いので、あまり期待せずに面白い石を探しました。
まずは、このボコボコしている泥岩?です。
質感はロディン岩に似ていて、所々に暗めの紫色が入っています。
底は平らで黒い台座のような鉱物が張り付いている感じです。
なかなか姿が面白い、丁度良いサイズなので文鎮にでもしようかと思います。
次に見つけたのは、このトラ柄のナマコのような石です。(川と言うより海に近い場所)
水に濡らすとよりトラ柄が映えて、とても面白いです。
これは水石か飾石として楽しんでみようかと思います。
磨いた方がよりトラ柄を楽しめるのだろうか…?。(そもそも光るのだろうか(笑))
更に探すと面白い石発見!?、と思いきや「ただのレンガ」でした(笑)
紛らわしいなぁ〜、石英脈が流れた赤石(鉄石英)かと思ったのに…。
ちょっとガッカリしましたが、気を取り直して珍石を探します。
いつものようにボ〜っと歩いていると、目に鮮やかな緑が飛び込んできました。
まぁ「どうせキツネ石だろう」と手に取ると、ずっしり重く手に吸い付くような質感「こっ、これは翡翠だ!」っと心の中で叫び、久々に翡翠に横っ面をひっぱたかれました(笑)
非常に美しい翡翠で、特徴から小滝系の翡翠のように思われますが、その中でも石質が良いタイプです。(白地は特に密度が高く、透明度も高い)
海の転石と違い川擦れしているので、乾くと光沢は僅かですが翡翠輝石がキラキラと輝きます。(残念ながら画像にはキラキラが映りませんでした…)
川独特の肌も美しいので、手で撫でていれば次第にパサつきがおさまります。
何故か、とぼけて歩いていると、翡翠がひっぱたきに来るなぁ…。
これで一気に目が覚めて集中して探すのですが、その後に出逢えた試しがないんですよね(笑)
目が冴えたおかげなのか、面白い模様の赤石を見つけました。
五色瑪瑙に近い感じの石で、夕焼け雲や朝焼けの雲を想わせる模様が見事です。
磨けばこの状態を維持できるのかな…、それとも水石として育てた方が良いのかな?
難しくて悩みますが、とりあえず持って帰ってゆっくりと考えます(笑)
しばらく歩くと、艶やかなオンファス輝石を発見しました!
いつも出逢える不安定な質では無く、かなり安定した石質です。
安定すると模様が無くなりますが、その変わり粘りと光沢が増します。
川の段階でも艶があるので、非常に堅く密度も高い事が解ります。
これは加工用に活用したいと思いますが、飾っても良い感じになりそうです。
すぐに加工しないので、しばらくは飾って楽しもうと思います。
さすがに疲れたので整地された川原で一休みしていると、その整地した地面に翡翠が埋まっていました(笑)
当初は一部しか見えなかったので半信半疑でしたが、川で洗ってみると翡翠だと確信しました。
最初の翡翠ほど質は良くないですが、それでも淡い翠と黒の模様が流れています。
裏はアルビタイトっぽくもありますが、翡翠輝石は小さくアルビタイトのそれとは違います。
またボ〜っとしていたら出逢えましたね…、考え事しながらボ〜っとしていた方が翡翠と出逢える確率が高くなるのは、私の経験測でハッキリしました(笑)
今回は珍しく二つ目と出逢えましたので、往復ビンタされたって事なのでしょう。
きっと「気合いを入れて取り組め」って事なのでしょうね(笑)
足場の悪い川を長時間歩くと、足が疲労して転倒する確率が高くなります。
そんな時に役立つのが、この流木です。
普通に落ちていますし、杖代わりにすると足の負担も軽減されます。
転倒しそうになっても手で踏ん張れるので、大怪我する事もありません。
握っていると温かく、滑らかになるので愛着も湧いてきます。
そのまま家に持ち帰る事もあって、庭のオブジェみたいになる事もあります(笑)
この天然素材は使える!、薪ストーブを使っているなら燃料にもなる訳か…。(効率は良くないけど)
でも杖に使える流木ばかりじゃなく、大きかったり、細かったり、小さかったりする流木が大量に川に散らばっています。
あの始末は大変だろうと思います。
良い活用法があれば良いのですが、これも難しい問題ですね…。
粉砕して微生物が分解し易くすれば土に還りやすいかと思いますが、コスト的に無理があるのでしょう。
こんな感じで、この日の川遊びを終えました。
姫川には魅力的な石が多くあり、水石にするか飾石にするかが悩みどころです。
確実に言えるのは、水石は「詫び寂び」の領域であり「心の豊かさ」が原点に在りますが、飾石は「本能的に人(生物)の興味を惹きつける要因が多い」と言う事です。
特に翡翠には常に「色っぽさ」が付き纏うので、高尚な領域との区別が難しくなっています。
ある意味、飾石は水石に比べると「幼さを残している」のかもしれません。
でも逆に「可愛らしさ」を持っている事になるので、どちらが良いのか解らないのが現状です。(水石も、飾石と言う大きなカテゴリーの中の一つとも考えられるし…)
違いは「出逢ったままを育てるか」と「人の手で魅力を強調させるか」の違いでしょう。
どちらも台座は必須のようですが、個人的に無くても良い気がしています(怒られる?)
この水石や飾石がブームとなった場合、飾石の方にワラワラと群がる連中が増えるでしょう。
今問題になっている「撮り鉄」とか言われている者の中の、常識の無い年代が群がる事は間違いないです。(無駄に多いし)
正直今更、何を顕示して何を承認して欲しいのか解らない年代の者達が煽られ、集団になって食い荒らす様は「猿そのもの」に見えます(笑)
そんな貧しい者たちに「豊かさの何たるか」を理解できる筈も無い…。
みんなで渡れば赤信号も怖くないのでしょうが、そもそも赤信号を渡る事は違法だと認識しろって話です。
そしてそれらの者を利用している「戦争好きの連中」も、許容範囲の中で商売してもらいたいものです。(食い散らかして別の領域に逃げないでくれ)
過剰に群れずに、過剰に煽られずに、それぞれが心の豊かさを求めて楽しんでくれる事を祈ります。
この日は午前中に加工を終えて、午後から姫川へ遊びに行きました。
行った場所はモニターでお馴染みの姫川河口です。
暖かくなるに連れ雪解け水で川幅が広くなり、濁った水が勢いよく流れています。
風が強かった事もあり、海も荒れていました。(冷たい風でした)
川の濁った水が流れ込んで、海も一定の範囲ですが濁っています。
川で翡翠に出逢える確率はとても低いので、あまり期待せずに面白い石を探しました。
まずは、このボコボコしている泥岩?です。
質感はロディン岩に似ていて、所々に暗めの紫色が入っています。
底は平らで黒い台座のような鉱物が張り付いている感じです。
なかなか姿が面白い、丁度良いサイズなので文鎮にでもしようかと思います。
次に見つけたのは、このトラ柄のナマコのような石です。(川と言うより海に近い場所)
水に濡らすとよりトラ柄が映えて、とても面白いです。
これは水石か飾石として楽しんでみようかと思います。
磨いた方がよりトラ柄を楽しめるのだろうか…?。(そもそも光るのだろうか(笑))
更に探すと面白い石発見!?、と思いきや「ただのレンガ」でした(笑)
紛らわしいなぁ〜、石英脈が流れた赤石(鉄石英)かと思ったのに…。
ちょっとガッカリしましたが、気を取り直して珍石を探します。
いつものようにボ〜っと歩いていると、目に鮮やかな緑が飛び込んできました。
まぁ「どうせキツネ石だろう」と手に取ると、ずっしり重く手に吸い付くような質感「こっ、これは翡翠だ!」っと心の中で叫び、久々に翡翠に横っ面をひっぱたかれました(笑)
非常に美しい翡翠で、特徴から小滝系の翡翠のように思われますが、その中でも石質が良いタイプです。(白地は特に密度が高く、透明度も高い)
海の転石と違い川擦れしているので、乾くと光沢は僅かですが翡翠輝石がキラキラと輝きます。(残念ながら画像にはキラキラが映りませんでした…)
川独特の肌も美しいので、手で撫でていれば次第にパサつきがおさまります。
何故か、とぼけて歩いていると、翡翠がひっぱたきに来るなぁ…。
これで一気に目が覚めて集中して探すのですが、その後に出逢えた試しがないんですよね(笑)
目が冴えたおかげなのか、面白い模様の赤石を見つけました。
五色瑪瑙に近い感じの石で、夕焼け雲や朝焼けの雲を想わせる模様が見事です。
磨けばこの状態を維持できるのかな…、それとも水石として育てた方が良いのかな?
難しくて悩みますが、とりあえず持って帰ってゆっくりと考えます(笑)
しばらく歩くと、艶やかなオンファス輝石を発見しました!
いつも出逢える不安定な質では無く、かなり安定した石質です。
安定すると模様が無くなりますが、その変わり粘りと光沢が増します。
川の段階でも艶があるので、非常に堅く密度も高い事が解ります。
これは加工用に活用したいと思いますが、飾っても良い感じになりそうです。
すぐに加工しないので、しばらくは飾って楽しもうと思います。
さすがに疲れたので整地された川原で一休みしていると、その整地した地面に翡翠が埋まっていました(笑)
当初は一部しか見えなかったので半信半疑でしたが、川で洗ってみると翡翠だと確信しました。
最初の翡翠ほど質は良くないですが、それでも淡い翠と黒の模様が流れています。
裏はアルビタイトっぽくもありますが、翡翠輝石は小さくアルビタイトのそれとは違います。
またボ〜っとしていたら出逢えましたね…、考え事しながらボ〜っとしていた方が翡翠と出逢える確率が高くなるのは、私の経験測でハッキリしました(笑)
今回は珍しく二つ目と出逢えましたので、往復ビンタされたって事なのでしょう。
きっと「気合いを入れて取り組め」って事なのでしょうね(笑)
足場の悪い川を長時間歩くと、足が疲労して転倒する確率が高くなります。
そんな時に役立つのが、この流木です。
普通に落ちていますし、杖代わりにすると足の負担も軽減されます。
転倒しそうになっても手で踏ん張れるので、大怪我する事もありません。
握っていると温かく、滑らかになるので愛着も湧いてきます。
そのまま家に持ち帰る事もあって、庭のオブジェみたいになる事もあります(笑)
この天然素材は使える!、薪ストーブを使っているなら燃料にもなる訳か…。(効率は良くないけど)
でも杖に使える流木ばかりじゃなく、大きかったり、細かったり、小さかったりする流木が大量に川に散らばっています。
あの始末は大変だろうと思います。
良い活用法があれば良いのですが、これも難しい問題ですね…。
粉砕して微生物が分解し易くすれば土に還りやすいかと思いますが、コスト的に無理があるのでしょう。
こんな感じで、この日の川遊びを終えました。
姫川には魅力的な石が多くあり、水石にするか飾石にするかが悩みどころです。
確実に言えるのは、水石は「詫び寂び」の領域であり「心の豊かさ」が原点に在りますが、飾石は「本能的に人(生物)の興味を惹きつける要因が多い」と言う事です。
特に翡翠には常に「色っぽさ」が付き纏うので、高尚な領域との区別が難しくなっています。
ある意味、飾石は水石に比べると「幼さを残している」のかもしれません。
でも逆に「可愛らしさ」を持っている事になるので、どちらが良いのか解らないのが現状です。(水石も、飾石と言う大きなカテゴリーの中の一つとも考えられるし…)
違いは「出逢ったままを育てるか」と「人の手で魅力を強調させるか」の違いでしょう。
どちらも台座は必須のようですが、個人的に無くても良い気がしています(怒られる?)
この水石や飾石がブームとなった場合、飾石の方にワラワラと群がる連中が増えるでしょう。
今問題になっている「撮り鉄」とか言われている者の中の、常識の無い年代が群がる事は間違いないです。(無駄に多いし)
正直今更、何を顕示して何を承認して欲しいのか解らない年代の者達が煽られ、集団になって食い荒らす様は「猿そのもの」に見えます(笑)
そんな貧しい者たちに「豊かさの何たるか」を理解できる筈も無い…。
みんなで渡れば赤信号も怖くないのでしょうが、そもそも赤信号を渡る事は違法だと認識しろって話です。
そしてそれらの者を利用している「戦争好きの連中」も、許容範囲の中で商売してもらいたいものです。(食い散らかして別の領域に逃げないでくれ)
過剰に群れずに、過剰に煽られずに、それぞれが心の豊かさを求めて楽しんでくれる事を祈ります。