作者の思考

河川モニターの返答(6月分)

2015年07月12日

提出した河川モニターの返答をもらいましたので、お知らせします。

大野付近の返答です。







「今期最後のモニター報告、ありがとうございました。7月からも引き続きよろしく
お願いします。
 また、先日はお忙しいところ姫川クリーン作戦にご参加いただきありがとうござい
ました。沢山の方に参加して頂き感激しました。クリーン作戦は年1回のみですが、
この他の橋の周辺などには橋の上からの投げ捨てられたゴミが多く、これらについて
は、県や市が橋の工事の際に周辺をきれいにしていってくれたり、河川を利用してい
る団体が独自に清掃を行う事もあり、大変感謝しています。また、除草は堤防に草が
生えていると異常を感知できないため、年2回除草しています。利用者のためにもこ
まめに刈りたいのですが、予算の都合上、春と夏に行っています。
 さて、報告についてですが、雪解けの出水も治まり、川の水もかなり少なくなって
きました。等出張所も防災面では平和な時期を過ごしております。白馬の土砂崩れは、
白馬と小谷の降水量を気象庁のホームページで調べると5月18日19日と6月21日26日に
ややまとまった雨が降っていました。このときの影響でしょうか。
 大野地区は川岸が浸食されたため、昨年護岸を整備しました。水の流れが変わり砂
利や石が堆積し浸食は治まっていますが、姫川の流れは予想外の動きをします。高田
河川国道のHPに昭和22年からの姫川の航空写真が掲載されていますが、水の流れに
よって土石が運ばれたり堆積したりで澪筋が一定していません。次は何処が削られて
何処に堆積するのか…、写真のコンクリートは埋もれていた、過去の洪水の歴史の一
部かもしれませんね。
 河口付近の左岸面の崖ができている箇所は、川原が藪になっており、釣り人も立ち
入らない場所なので特に柵などは設けていないのですが、河川敷に降りる階段付近に
注意喚起の看板を設置しています。表現や設置場所などお気づきの点がありましたら
意見等いただけると有り難いです。注意喚起と言えば、川の水位の情報などを「高田
かわこくモバイル」で一般提供しています。川を安全に利用して貰えるよう宣伝して
いますので周囲のかたにも紹介して頂けると有り難いです。また、ご存じかも知れま
せんが、過去の雨量の記録は「気象庁ホームページ」にあります。これがウン十年ま
えにあれば、夏休みの宿題も楽だったのにと思います。」


との事でした。


姫川クリーン作戦については先日も書きましたが、普通のボランティアが参加する作
戦ではないと感じました。
姫川を商売で使っている企業団体が参加するのは当然で、年1回では不十分だとも思
います。(三ヶ月に1回のペースで場所を変えて清掃すれば良いかと)
普通のボランティア団体の方々には、今まで通り個々のペースで清掃してもらえば良
いと感じます。

他の地域でのゴミは「県や市が橋の工事の際に周辺をきれいする時」や「河川を利用
している団体が独自に清掃を行う時」以外は、清掃されていないって事ですね…。
やっぱり「捨てる側」を、どうにかしなくては全く意味がないようです。

除草はシルバー人材の方々がやっているのだろうか?
予算がないのなら、年輩の役人がやれば良いようにも思えるのですが…。(役に立っ
てこその役人なのだろうし)
まぁ、草を刈りまくっても良いわけではないですけどね(笑)

確かに姫川は予想外の動きをする事も多いですが、水の流れには特徴があるので目星
を付ける事は可能です。
もし詳しく知りたいのなら、昔からヒスイを拾っている爺さんに聞くのが一番速いで
す(笑)
と言うのも、荒れた際に石が流れ溜まる場所にはヒスイもあります。
そのポイントを知っているのが、昔から川を歩いている爺さんで「何処が荒れるのか」
とか、「何処に石が溜まりやすいのか」を知っています。
護岸工事をする度に微妙に変わってはいきますが、それでも「いつも崩れる場所」は
限られています。(こういう時に頼らないと、ただの変わり者ってだけの存在になっ
てしまうかと(笑))

気象庁のHPや高田かわこくのHPの情報も活用しながらも、経験を積んでいる爺さんの
話も聞くべきだと思います。(それが河川利用者の為になったのなら、今までやって
きた事も報われるかと思います)
ちなみに、キノコではないですが「その場所を教えたくない」って思う人がいるかも
しれませんが、教えたからって知った者がヒスイと出会えるとは限りません。(これ
ばっかりは運ですから(笑))

あのコンクリートの残骸ですが、鉄筋の部分が危険なのでどうにか処理できないのだ
ろうか?
注意深く無い者が、引っかけて皮膚を切る事もありそうです。
ああいった物体は、作った土建屋さんが片づけるのが良いのではないでしょうか…。

現代はデータ化されて便利になっていますが、電気が止まれば使えない弱点もあるの
で自身の経験則を養うのが一番確実な気がします。(そう簡単に電気は無くなりませ
んが(笑))
その認識を「伝えて行く側」も「伝えられる側」も共有できたのなら、ここで「一つ
の教育の義務」が果たされるように思えます。

教える姿勢と学ぶ姿勢、この理想形が姫川を通して成されたのなら、私が求めるヒス
イ文化の発祥地にも近づけるのだと考えます。


今月から糸魚川は梅雨に入っていますが、多少の雨が降るだけで過ごしやすい気候と
なっています。
後半からどうなるのか解りませんが、今現在の姫川は少し水量が増しているだけで洪
水にはなっていないようです。(でも濁っているので流れは急です)

遊ぶ際は各々が慎重に状況を判断して、事故のないよう心がけて下さい。
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