作者の思考
約束の地に
2014年08月17日
今月の11日と12日に、伊邪那岐「青海」を購入されたお客さんが遊びに来てくれました。
ご購入の際に「一度は糸魚川へ来て欲しい!」とお願いをし、それが現実となりました!
この日は台風などの影響もあり天候に不安はありましたが、運良く通り過ぎた後で雨も降らず、とても涼しくて良かったです。
あれだけの作品を奥さんに贈る方なので、精一杯対応したいと思いました。
まずは、最初に向かった小滝ヒスイ峡です。
急に涼しくなったのでウルル(アブ)もおらず、最高の状態でヒスイ峡を案内できました。
曇ってはいましたが、その事が神秘的な領域を更に幻想的にしてくれたのだと感じています。
近づくにつれて、その大きさに驚く明星山、相変わらずスゴイ存在感です。(全体が写真に収まりません)
その下には整備された見学地があり、小滝川にも降りられます。
ここでの鉱物拾いは禁止されていて、拾っている所を見つかると怒られますので注意して下さい。(天然記念物指定の区域です)
ここから巨大なヒスイ岩石を見る事ができますが、一般的なイメージと違い綺麗ではありません。
磨いても中から緑色が出てくる事も無く、鉱物的にヒスイという岩石が殆どです。
なので割って持って帰ろうとは考えず、自然の風景を楽しんで下さい。
湧き水が豊富な事を利用し、勾玉形の池が作られています。
水はとても冷たく、暑さを和らげるのにピッタリです。(足を入れると30秒と保たないです(笑))
急激な気温の変化の為か、川が霧だって幻想的な景色を見せてくれました。
この景色にはお客さんも大変喜んでくれたので、非常に嬉しかったです。
だんだん天気も良くなってきて、自然に祝福されているような感じを受けました。
やっぱりここは素晴らしい場所です!
次は、一旦通り過ぎてきた高浪の池を案内します。
曇っている事で、より池の美しさが映えた感じがします。
鏡のように景色を映す深緑の池、底の知れない幻想の世界です。
雲が明星山にぶつかった瞬間。
まるでここは、仙人でも住んでいそうな場所ですね(笑)
高浪の池は遊泳禁止です、でもその理由が面白い。
実際には、とても深く危険なので禁止しているのでしょうけど、ユーモアがあるなぁ〜。
こういった場所に浪太郎がいるような気が…。
4mの鯉がいても不思議ではない感じがするのは、私だけでは無いでしょう。
池の周りを散歩しながら、お客さんと色々な話をしました。
初めて会った感じが無く、昔からの知り合いのような印象を受けました。(不思議ですね)
高浪の社です、この大きな樹がこの地を護っているように感じます。
ここはキャンプをしている人も多く、この地の魅力を理解している人は、けっこう多い事が分かります。(バランス良く賑わっていました)
帰り際、明星山と高浪の池を一緒に撮影できるスポットで撮影しました。
この場所は季節や天候の変化で、様々な景色を魅せてくれます。
猿もいたので、明星山と猿を同時に撮影してみました(笑)
そして私の大好きな不動滝へ向かいます。
土砂などが心配でしたが、糸魚川はそこまで雨は降らなかったので大丈夫であろうと思い、向かってみました。(慎重に)
小滝から向かう道端の草が刈られておらず、細い道がより細くなっていたので、あれはどうにかしてほしいですね…。
なんとか無事に不動滝へ到着、相変わらずの秘境です。
台風のお陰とでも言うのか…、この時期には珍しく立派な滝と成っていました。(水量が多かった)
三人で喜んで滝に近づき見ていると、気温の低下に気づき「寒っ」と言い合いました(笑)
お客さんに、立派な滝を見せられて良かったです。
普段は大人しい糸滝も、水量が増えたお陰で見栄えが良かったです。
これにも感激しました、運が良かったなぁ〜。
少しすると、後から観光の人達が来ました。
来やすい道ではないですが、この滝を見に来る人達がいるのは嬉しいです。(とにかく道端の草刈りはお願いします)
ストーンヘンジ(自称)があった場所を工事していました。
多分、車で降りられる道と場所を整備しているのだと思います。
便利にはなりますが、秘密の集落っぽさは薄まりますね…。
でも、あの坂道を降りて登るのは大変なので、観光地としては仕方ないのでしょうね。
そう言えば色々と新しくなっていたような…。(看板や水神様の祠とか)
前の姿を知っているので、少し寂しくなります。
それでも新たに定着して行く事も大切なので、今後に期待したいと思います。(今度はもっと良く見ておこうと思います)
今回は、無事に私の好きな場所を案内できました。(天気が回復して良かったです)
とても喜んでもらえたので、案内した甲斐がありました。
一部ではありますが、糸魚川の魅力を伝えられたかと思います。
ちなみにお客さんとの写真はアップしていません、その思い出はお客さんの記憶と私の記憶にあれば問題ありませんので。(あとお客さんのカメラに)
この後にフォッサマグナミュージアムへ行き、ヒスイの説明をしながら見学しました。
ヒスイの展示物が少ないのが残念、もっと種類を増やしてもらいたいですね…。
リニューアルするようなので、それに期待したいと思います。
今回の台風で感じた事は「人に向けた祭り」では無く、「自然(神)へ向けた祀り」が求められているように思えました。
あまりにも忘れすぎかと…、まずは集団となる宗教ではなく、個としての信仰から学び直す必用があるのだと感じています。
その後に集まって、それぞれの信仰を柱としながらも共有していく事が大切なのだと思います。
こういった話もお客さんと出来たので、とても面白かったです。
今後も私を支えてくれる人達と出会い、私の信じる未来に進んで行きたいと思います。
ご購入の際に「一度は糸魚川へ来て欲しい!」とお願いをし、それが現実となりました!
この日は台風などの影響もあり天候に不安はありましたが、運良く通り過ぎた後で雨も降らず、とても涼しくて良かったです。
あれだけの作品を奥さんに贈る方なので、精一杯対応したいと思いました。
まずは、最初に向かった小滝ヒスイ峡です。
急に涼しくなったのでウルル(アブ)もおらず、最高の状態でヒスイ峡を案内できました。
曇ってはいましたが、その事が神秘的な領域を更に幻想的にしてくれたのだと感じています。
近づくにつれて、その大きさに驚く明星山、相変わらずスゴイ存在感です。(全体が写真に収まりません)
その下には整備された見学地があり、小滝川にも降りられます。
ここでの鉱物拾いは禁止されていて、拾っている所を見つかると怒られますので注意して下さい。(天然記念物指定の区域です)
ここから巨大なヒスイ岩石を見る事ができますが、一般的なイメージと違い綺麗ではありません。
磨いても中から緑色が出てくる事も無く、鉱物的にヒスイという岩石が殆どです。
なので割って持って帰ろうとは考えず、自然の風景を楽しんで下さい。
湧き水が豊富な事を利用し、勾玉形の池が作られています。
水はとても冷たく、暑さを和らげるのにピッタリです。(足を入れると30秒と保たないです(笑))
急激な気温の変化の為か、川が霧だって幻想的な景色を見せてくれました。
この景色にはお客さんも大変喜んでくれたので、非常に嬉しかったです。
だんだん天気も良くなってきて、自然に祝福されているような感じを受けました。
やっぱりここは素晴らしい場所です!
次は、一旦通り過ぎてきた高浪の池を案内します。
曇っている事で、より池の美しさが映えた感じがします。
鏡のように景色を映す深緑の池、底の知れない幻想の世界です。
雲が明星山にぶつかった瞬間。
まるでここは、仙人でも住んでいそうな場所ですね(笑)
高浪の池は遊泳禁止です、でもその理由が面白い。
実際には、とても深く危険なので禁止しているのでしょうけど、ユーモアがあるなぁ〜。
こういった場所に浪太郎がいるような気が…。
4mの鯉がいても不思議ではない感じがするのは、私だけでは無いでしょう。
池の周りを散歩しながら、お客さんと色々な話をしました。
初めて会った感じが無く、昔からの知り合いのような印象を受けました。(不思議ですね)
高浪の社です、この大きな樹がこの地を護っているように感じます。
ここはキャンプをしている人も多く、この地の魅力を理解している人は、けっこう多い事が分かります。(バランス良く賑わっていました)
帰り際、明星山と高浪の池を一緒に撮影できるスポットで撮影しました。
この場所は季節や天候の変化で、様々な景色を魅せてくれます。
猿もいたので、明星山と猿を同時に撮影してみました(笑)
そして私の大好きな不動滝へ向かいます。
土砂などが心配でしたが、糸魚川はそこまで雨は降らなかったので大丈夫であろうと思い、向かってみました。(慎重に)
小滝から向かう道端の草が刈られておらず、細い道がより細くなっていたので、あれはどうにかしてほしいですね…。
なんとか無事に不動滝へ到着、相変わらずの秘境です。
台風のお陰とでも言うのか…、この時期には珍しく立派な滝と成っていました。(水量が多かった)
三人で喜んで滝に近づき見ていると、気温の低下に気づき「寒っ」と言い合いました(笑)
お客さんに、立派な滝を見せられて良かったです。
普段は大人しい糸滝も、水量が増えたお陰で見栄えが良かったです。
これにも感激しました、運が良かったなぁ〜。
少しすると、後から観光の人達が来ました。
来やすい道ではないですが、この滝を見に来る人達がいるのは嬉しいです。(とにかく道端の草刈りはお願いします)
ストーンヘンジ(自称)があった場所を工事していました。
多分、車で降りられる道と場所を整備しているのだと思います。
便利にはなりますが、秘密の集落っぽさは薄まりますね…。
でも、あの坂道を降りて登るのは大変なので、観光地としては仕方ないのでしょうね。
そう言えば色々と新しくなっていたような…。(看板や水神様の祠とか)
前の姿を知っているので、少し寂しくなります。
それでも新たに定着して行く事も大切なので、今後に期待したいと思います。(今度はもっと良く見ておこうと思います)
今回は、無事に私の好きな場所を案内できました。(天気が回復して良かったです)
とても喜んでもらえたので、案内した甲斐がありました。
一部ではありますが、糸魚川の魅力を伝えられたかと思います。
ちなみにお客さんとの写真はアップしていません、その思い出はお客さんの記憶と私の記憶にあれば問題ありませんので。(あとお客さんのカメラに)
この後にフォッサマグナミュージアムへ行き、ヒスイの説明をしながら見学しました。
ヒスイの展示物が少ないのが残念、もっと種類を増やしてもらいたいですね…。
リニューアルするようなので、それに期待したいと思います。
今回の台風で感じた事は「人に向けた祭り」では無く、「自然(神)へ向けた祀り」が求められているように思えました。
あまりにも忘れすぎかと…、まずは集団となる宗教ではなく、個としての信仰から学び直す必用があるのだと感じています。
その後に集まって、それぞれの信仰を柱としながらも共有していく事が大切なのだと思います。
こういった話もお客さんと出来たので、とても面白かったです。
今後も私を支えてくれる人達と出会い、私の信じる未来に進んで行きたいと思います。